せっかく、クリーンインストールするならば。
やりなおしたいことがあるのである。
今のグラフィックボードに特に不満があるわけではないのだがゲームマシン向けなので、写真現像を主とするわたしとしては描画性能も含めてここはちゃんと業務用グラフィックボード“Quadro”に変更したいのだ。
Quadroは長らく価格も”業務用”で、15万~60万円超くらいだったのが、最新のM2000搭載版は値段もこなれて来て、レビューで見てもコスパが高そうだ。
もちろん、Display port端子を複数搭載しており、4K時代にも対応できそうなグラデーション描画力の高さ。
クリーンインストールすると、今のグラフィックボードのドライバもキレイさっぱり消えてくれるので、換装するチャンスである。
<ブルースクリーン頻発> 方針めいたもの
ここまで、いろいろ考えていろいろやってきたが、忘れていたことがあった。 ~ おそらく、ソフト的なことが原因であるとするならば、「DEFAULTが一番安全だろう」ということだ。
初の自作PCなので好奇心もあっていろいろ勢い込んでやってきたが、Adobe Bridgeのアイコン増殖事件の時も別アカウントを作ってリセットすることで解決した様に、ここは思い切ってOSのクリーンインストールを行ってDEFAULT状態に戻し、もう一度セキュリティソフト、ドライバーのインストールとアップデート、キャッシュの移動・・・・と順次、しかし、今度はゆっくりと行う。それで、再度ブルースクリーンが発生したら、その直前に行ったインストールや設定に原因がある可能性が高いので、こまめに設定保存をしておき、それ以前の状態にリカバリーできるようにしておくということだ。
ただしこれは、データバックアップ、インストールし直しとそのあとに待ち受ける膨大な更新プログラム、セキュリティソフト・ドライバーの入れ直しとアップデート、バックアップデータの戻し、画面等の操作環境のカスタマイズと順次設定変更を行いながらバックアップをとりながら様子を見る・・・と、まとまった時間が必要になるので、少し先に、たぶんゴールデンウィークに行うことにする。
<ブルースクリーン頻発> Memtestでメモリテスト。
まず、メモリの不具合をもう一度チェックすることに。
だが、いきなりメモリを追加購入するのは、今のパーツは過去いろいろ検討した結果選んだものであり、交換の結果またブルースクリーンが発生した時ますます収集がつかなくなるように思え、まずは、新たなメモリテストのためのフリーソフトを探し始めた。
どうも、Memtestというソフトが一般的によく使われているらしい。
このソフト、CD-Rで起動ディスクを作らなければならない、よって、使用するときには事前にBIOSでBoost Priorityの一位を光学ディスクドライブに設定しなおさなければならない、サイトからのダウンロードもそのファイル形式から単なるコピペではダメ、とか、いろいろ面倒なことが多かったのだが(この件はまた、別にまとめの記事を書く。)、それよりなにより、チェックにやたらと時間がかかる。ちなみに、私のPCの場合、チェックにかかった時間は約8時間。ちなみに、短く済んだ方だそうである。
結果は、メモリの不具合は見つからないと。
テスト結果に“0”の文字が並ぶ。
他に、電源や最悪マザーボードの不具合がといったハード的な原因ということは考えられなくないが、Toshiさんが言う様に、ここに至るまでインストールしてきたアプリやその設定が原因の方が確率的に高いと思われるので、ここは一旦、ハードの不具合とい可能性を捨てることにした。
<ブルースクリーン頻発> Toshiさんの意見。
いろいろ手詰まりになってきたので、Toshiさんに意見を訊く。
もう一度、整理してみると、
・大きく、ハードに起因する原因とソフトに起因する原因の二つがあり、
・ハード的原因は、メモリの不具合であることがほとんど。
⇒ ためしに、2枚くらい新品を買ってきて、試してみるとよい。
⇒ ないしは、その前に、メモリチェックのフリーソフトがあるのでそれでチェックしてみて
もよい。
・ソフト的原因で考えられるのは、ドライバーのバージョンアップがなされず、
Windows10に対応できていないこと。 特に特殊なソフトほどその可能性が強い。
⇒ ちなみに、大河内さんが使っているカラーマネジメント系のソフトは、かなり特殊。
わたしも使っていて、ブルースクリーンに出くわしたことがある。
ためしにアンインストールしてみたらいいかもしれない。
とのこと。
なるほど、なるほど。
まず、このハード的か、ソフト的かの、判別・絞り込みかな。
<ブルースクリーン頻発> Blue Screen View ~ さて、診断結果は。
ブルースクリーンビューワーの診断結果の画面
原因となるドライバーは、
大部分、ntoskml.exe だそうな。(????)
とにかく、これか!と、原因が分かった気になる。
とりあえず、場所を調べてみると、windowsのプログラムファイルの中にある模様。
exe.ファイルなので、いいかと思い、削除をかけてみると拒否された、う~ん。
なんか大事なファイルなのかな。
<ブルースクリーン頻発> Blue Screen View という 診断ソフトがあった。
どうしたものかと、ぼんやりブルースクリーンで検索をする日々が続いたが、Blue Screen View という 診断ソフトを発見。
発生日時と原因となるドライバーなどを一覧でレポートしてくれるらしい。
早速ダウンロードする。
ダウンロードしなければいけないものは二つあって、
・ビューワー本体のzip
・ビューワー・ジャパニーズのzip
zip解凍後、ファイルを一本化してSSDのCドライブ・Progrom file(×86)に移動。
ついでに、デスクトップにショートカットを作る。
早速、起動。
さて、診断結果は・・・
<ブルースクリーン頻発> 「とりあえず対策」後、振り出しに戻る。
完全に発生しなくなったわけではないが、目に見えて発生回数は減った。
特にメモリを差し替えてからは、一週間何も起こらなかった。
しかし、その一週間後に立て続けに三回ブルースクリーンが発生。
再度、発生したものは、
停止コード:IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL
失敗した内容:IOMap64.sys
そしてお馴染み、
停止コード:MEMORY_MANAGEMENT
である。これが出なければ一歩前進と思っていたのだが・・・・もう一度振り出しに。