大河内 敦の裏blog

広告会社に勤める一級建築士のPC自作日記

<ブルースクリーン頻発>           ついに、解決、か?-3

マザーボードがZ270 FORMULAに換装されてケース内のイメージが変わった。Sky LakeからKeby Lakeへの移行は、性能的にはそれほど画期的な違いはないが、省エネ性能などの機能的洗練が図られている様で、見た目も洗練されている。いったん完成したものに更に手を加える、余裕があるモノづくりの姿勢を感じる、すっきりしたデザインでまとめられている。

更に調光LEDにより、ケース内が虹色に変化する。しかし、ゲーム機によくある勇ましさや暑苦しさはない。

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意外とクールな印象で収まっているので、これはこれでアリか、と、思える。美しいマザーボードと整然と整理されたケーブルの収め、更にQUADROへの換装による表示色数の向上、気分も新たにPCライフをリセットしてやり始めるにはいい環境が整った様に思える。 ~ 良く使うソフトのインストールと、設定や画面のカスタマイズを始めることにした。

<ブルースクリーン頻発>           ついに、解決、か?-2

帰ってきたゼ。(三度目。)

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ケーブルマネジメントが見事!作業をしてくれたドスパラ三宮店の●藤さんは、ケーブルさばきが見事な方なのだそうで、一緒に働いている店員さんも大変勉強になるそうだ。

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さすが、プロにお願いするとケース内が見違える。

これで、スイッチ類の操作も、メモリの抜き差しをする羽目になっても、楽々できる。第一、美しくなったグラボを遮るものが少ないというのは、見ていて大変気持ちがいい。リセットしたPCともう一度付き合い始める気分が高まる。

<ブルースクリーン頻発>           ついに、解決、か?-1

USB2.0ソケットの割り振り相談の連絡の更に二日後、ドスパラ三宮店から「永らくお待たせしました。作業完了しました!」との連絡が入る。いつ連絡が来ても会社帰りに直接取りに行けるよう、返却するマザーボードの空箱と部品、ついでにQUADROと換装した960のグラフィックボードを中古買取してもらうため会社に置いてあった。 ~ その日に受け取りに向かう。
店頭でケース内の設置状況確認と簡単な動作確認をしたうえで、回復ドライブとともに受取。
費用はグラボの保証期間内ということもあり、最新スペック機器との交換だが差額を請求されるでもなく、タダにしてくれた。

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平行して、取り外した960グラボの査定と動作テストをしてもらう。

テストが終わるのを待ってる間に店頭を見て時間をつぶす。売り場では、マザーボードは完全にZ270主体に、グラフィックボードは完全に1060主体に移行していた。 

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少なくとも店頭はSky lakeからKaby lakeに移行完了している様だ。たった半年なのに。かく言うわたしのPCもマザーボードはZ270に生まれ変わった。完全にKaby lake仕様のマザーボードである。

960マザボの動作テストは問題なく、査定金額8,720円。古物取引で義務付けられている書類にサインをし、お金を受け取る。ピン札にキンキラの硬貨だった。「あなたの持ち込んだ商品を喜んで買取いたします」という姿勢が感じられて気持ちがいい。
帰りにひとりで、神戸の中華料理屋でワインでお祝いした。ちなみにこの日は、約二週間ぶりのお酒だった。

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<ブルースクリーン頻発>           三度目の修理持込み。その4

Formulaに交換の提案にGOを出して更に二日後、また連絡があった。

現在マザーボードの交換作業中なのだが、Formulaが最新すぎて、USB3.1や3.0の端子ばかりで、2.0の数が限られている。内部で水冷クーラーのコントロール用と、カードリーダー用に使ってしまうと、フロント側から2.0のアクセス出来るソケットが無くなってしまう。どうしましょうか? とのこと。なるほど、最新パーツにするとありがちな事象ではあると思ったものの、一瞬、どうしたらいいか思いつかなかったので、バカみたいに「どうしましょうか?」オウム返しをする。~ もう少し状況を聞き、水冷クーラーはドライバーでのコントロールを諦めBIOSでのコントロールに限定することで一つ空き、カードリーダーも内蔵ではなく外付けを使用すると割り切ることで一つ空く。この二つをフロント側に接続してもらうことで了解した。

そういえば、自作PCを作り始めたとき、「USBの規格がどんどん進むのは考え物だな。パーツを買うときに考えないとな。」と思ったことを思い出した。古い規格が共存しているうちはいいのだが、無くなってしまったときが問題である。特に、写真用プリンターやPCオーディオ用のDACアンプなんかの接続に支障が出ると、心情的な意味も含めて私には大問題である。カメラやアンプ、スピーカーといった写真やオーディオ関連のガジェットというのは、PCと違ってどうしても妙な愛着が生まれてしまう。しかし、今後カメラの画素数も5000万画素クラスになり、モニターもOver4Kとなっていくのは時代の趨勢、進化の必然である。現像ソフトのLightroomもすでに私のカメラの後継機 FUJI FILM X-Pro2やOLYMPUSに PEN-Fに対応するのは、月々使用料を払わなければならないクラウドのCCバージョンが必要になっている。そもそもWindowsとて10から当然バージョンアップしていく。

愛用していたVAIOの調子がおかしくなったのを機に自作PCを始めたが、ドスパラの店員さんが褒めてくれるこのハイスペック機とていつまでも通用するわけではない、という当たり前のことにいまさらながら思い至った。PCが帰ってきたら、まず、プリンターとDACアンプとの接続・動作確認をしよう。

ちなみに自作PCが動き始めたときに、逆に調子が悪かったVAIOはOSをクリーンインストールし、ソフトのインストールや設定をやり直したら極めて調子が良くなり、画面のチラつきも消えてパワポもサクサク動いている。正直、このマシンにも愛着がある。

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<ブルースクリーン頻発>           三度目の修理持込み。その3

どうもマザーボードが怪しくなってきたというドスパラ三宮店からの連絡から更に4日後、診断状況の連絡があった。結論は、やはりマザーボードに不具合があるという判断をしたとのこと。

前回連絡をもらった際に、返品可能な期日が迫っているのでグラフィックボードの方は本当に問題がないか、最終的によく確認して欲しい、と、お願いした。
その後グラフィックボードを別のPCに載せ替え、負荷を与えてランニングテストを行い、異常が出ないことを確認。さらに本体のPCの方はマザーボードはそのままにして、CPUとメモリを入れ替えてテストを行ったが、画面にドットが発生するという症状は是正されなかった、とのこと。

で、今後の対応について「おおもとのマザーボードに不具合があるとは想像が及ばず、お手間をかけて申し訳なかった。昨年の7月ご購入のボードなので無料保証期間中なのだが、残念ながらASUSはすでにZ170 DELUXE の生産を終えており、かつ後継機も未発売なので、差額をお支払いいただければこのボードよりハイスペックの最新機種との交換を進めさせてもらう。なお、差額の算定基準は昨年の7月のボード購入時の金額を基準とし(つまり古いモデルを、今の実勢価格より高い購入時の価格で下取りしてくれるということ)かつ、交換にかかる工賃はサービスさせてもらう。」と。昔このブログに書いたように、わたしのマザーボード選択基準、つまり、Wi-fi端子と光デジタルのオーディオ端子が今度のマザーボードに装備されていることを確認し、たいへん誠意ある対応をしてくれていると思ったので、「OKですから、その条件で作業を進めてもらいセットアップが完了したら動作確認ののち、回復ドライブを制作、その回復ドライブも確実に機能することを確認してもらったうえで連絡ください」と、返事。

最後に、「画面のドットのみならず、ブルースクリーンに始まりOSをクリーンインストールしても起動に支障が出て回復ドライブが機能しないなどの一連のトラブルも、マザーボードが原因だったかと思うか」と、前回の連絡で考えた仮説について質問してみた。答えは「散々ソフトの方をいじってしまった今となっては検証のしようもないが、状況としてそれが一番考えられうる原因と思う。」とのこと。確かにそうだ。 ~ だとすると、このPCのトラブル、のっけから自力解決はムリだったということだ。さすがにマザーボードの故障修理は自力ではできない。 ・・・ここまで来るの長かったな~、と、電話を切って脱力したと同時に、なんか、次に向けてやっと動き始めることができる様になってきた様に思え、明るい気持ちになれた。

ちなみに、新しいマザーボードは今年初めに発表された Kaby Lake対応のASUS Z270シリーズ最高機種、“Formula”だ。

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<ブルースクリーン頻発>           三度目の修理持込み。その2

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三度目の修理持込みから三日目、常日頃からそのアートワークや世界観に感心し、初めて実物を観ることを楽しみにしていたきゃり~ぱみゅぱみゅの神戸公演が中止になり、意気消沈しているところにドスパラ三宮店から連絡があった。

OSとウィルスバスターのインストールは無事完了したが、モニター画面に緑の点々が出るという新たな症状が現れたとこと。おそらく、原因はグラボで、故障の前状態。このまま行くと緑がドンドン増えていくだろうと。幸いそれ以外は順調に動いているので、今晩一晩ランニングテストで負荷をかけてみて、明日連絡するとのこと。QUADRO、まだ買ったばかりなのに~家に帰って、返品・交換期日前であることを確認して、付属品やドライバーディスクや保証書、取説などなどを集めてパッケージに詰めなおした。自分でも症状を確認して、確かに問題があれば返品させてもらおう。(しかし、治ったかと思えば新たな症状が出てくる今回の件といい、きゃり~のライブ中止といい、あと仕事でも一つつまらないことで滞ってる稟議があったりで、このところ自分では勢い込んで前に進みたいのに、後ろに引っ張られて進めないことが重なっている。なんなんだろう。)

そして翌日の夕方、また新たな症状が発生したとドスパラ三宮店から連絡があった。グラボを外して別のPCに取り付けてみたたところ緑色のドットは出ず、逆にグラボを外した後マザーボードから直接モニターに接続した画面に、今度は緑ではなく赤い点々が現れたとのこと。どうも、グラボではなくマザーボードの方が怪しくなってきた、と。

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~もし、マザーボードだとすると、昨年の7月の購入の商品なので保証期間中で修理対応可能だろう。ただし、もう少しグラボの方にも負荷をかけたテストをしてみて、本当に何ともないか、返品・交換期限までにハッキリさせる、とのこと。ここまで来ると、診断も修理もお店にお任せするしかない。

ここで一つの仮説として言えることは、連続して起こったブルースクリーンマザーボードが原因ならば、いくらOSのインストールディスクを変えてみたり、メモリを差し替えてみたり、豆電池を抜いたり、コンセント抜いたり、ドライバーを最新版にしたり、といった対策を講じてもね改善されなかった理由がシンプルに説明できる。SSDやCPUともども、マザーボードは初めから変わっていないからだ。

<ブルースクリーン頻発>           三度目の修理持込み。

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翌日午前中、再度ドスパラ神戸三宮店へ。

「過去の二回の対処は基本的にOSのクリーンインストールだが、SSDに問題があっても同様の症状が出るという事は無いか? というのは、自分のリカバリーディスクも含めすでに数種類のインストールディスクが使われているわけで、その一方SSDは変わってない。そこが原因となれば、同じ症状が繰り返されるという状況を合理的に説明できる。」「そうですね、有るかもしれませんね。」・・云々、などなど、気になってることを修理窓口の方に話してると、たまたま初回に相手をしてくれた髪の毛サラサラ好感度担当者さんも出勤しており、初回の時の修理の状況を思い出しだし、また、回復ドライブで回復できない状況にショックを受けながら、二人ががりで約一時間半いろいろ試してくれた。

方針は、

 ・ハードチェックをもう一度する。
 ・OSのクリーンインストールを再度行う。
 ・お店とうちの違いであるHDDとウィルスバスターを装備した状態で、
  問題なく動作するように持ち込み、一旦修理完了とする。
  (それ以降、わたしがいじくった結果、またおかしくなったら保障外。)
 ・但し、おかしくなってもまた確実に元に戻れるよう、
  回復ドライブの動作確認ももう一度行う。

ということにして、再度預けることに。

帰って、再インストールのために、OSのプロダクトキーとウィルスバスターのシリアルNo.を確認、お店に連絡。その後、好感度担当者より、「再度ソフト・ハード両面からの調査と、回復ディスクの確認を行い、状況を火曜か水曜に一旦連絡する。」と、メールが入る。「ドスパラ三宮店さんだけが頼りです。ひとつよろしくお願いします。」と、返事を打ち、その日はやり残した別のことを大急ぎで片づけて、夜には銭湯に行ってなごみゆっくり寝た。