大河内 敦の裏blog

広告会社に勤める一級建築士のPC自作日記

<ブルースクリーン頻発>           メモリは永久保証対象。

PCは、メモリNo.1,2,4,で順調に動いている。

で、No.3である。これはやはり、サポートデスクに状況を説明して対応してもらうことにしよう。メモリのパッケージの裏紙に「永久保証」の表示シールが貼ってある。家電その他を含めて「永久」という保証は初めてである。

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~ なぜ永久に保証してくれるのかと言うと、ネットで調べたところ、メモリ生産というのは、当然、一定の割合で不良品が出るもので(もちろん、不良品率が低いメーカーは良いメーカーである。)また全てのマザーボードや環境での動作確認している訳でもないので、不良品とまでは行かなくてもパーツ同士の「相性が悪い」というレベルで正常に作動しないこともあるらしい。で、それに対する対応として「永久保証」が(あと「相性保証」なんて言うのも)あるらしい。

私は1984年に初めてPCを買ってから今日まで、今回のブルースクリーンの様な状況に出会ったことが無かったが、これはメーカー製のPCを買っていたからだということに思い至った。NECや富士通ソニーといったメーカーがパソコンの部品を調達する場合、パーツの動作状況に厳しいチェックが行われる。当然低い不良品率で相性も良いパーツ同士の組み合わせで組み立てられ、その状態で動作確認されたソフトまでバンドルされて、完全なパッケージ化ののちメーカーのブランド名を冠した商品として売り出される。そういった意味で、メーカー製のPCを買っている限り安心できる部分は大きい。(その分、安心料も含めた値段が高いが。) 私が今回組み立てている様なレベルのスペックのPCは、メーカー製ではとてもじゃないが高くて買えないだろう。まあ、自作PCに挑んで今回の様な経験をしなければ、メーカー製を買う意味というものを考えることも無かったろうけど。ちなみに、会社で私の斜め前に座っている高デジタルリテラシーのITO氏は、かつて自作PCを作っていたがこういったトラブルに対応するのがイヤになって、今では台湾のメーカーASUS PCのLoverとなっている。確かに、「自作」はドツボにはまると今回のわたしの様に膨大な無駄な時間を使うことになる。

で、「永久保証」である。
販売元のアスクに電話を掛けて状況を説明すると、受付番号を発行してくれて「この番号を宅配便の伝票の備考欄に書いて送るとセンターで対応する」との事。

そのとき、
 ・もともと二枚セットのメモリなので、問題のメモリプラスもう一枚の二枚セットにして送ること。
 ・パッケージについてた永久保証のシールを添付すること。
 ・購入証明になる納品書か領収書を同梱すること。

あと、

 ・このCorsairのメモリは、シリアルナンバーというものが付いてないので同梱する一枚は適当に選んでいい。

とのこと。(そうかな??)

いずれにしても、話が早く手慣れた印象だった。販売元としては、「永久保証」を打ち出しているゆえによくあることの様だ。
これでついにブルースクリーンと完全オサラバできるかな!?

<ブルースクリーン頻発>           メモリNo.3単独にして4日目。

とうとう、メモリNo.3だけでは立ち上がらなくなくった。Q-Codeはメモリが挿入されていないことを示す“55”。つまり、メモリを認識していないと。

強制終了~再起動しても、コンセントを抜き挿ししても、メモリを挿しなおしてみても状況は変わらない。

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No.3を抜き、No.1、2、4、を挿して、正常起動させる。

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このメモリは「永久保証」なるものが付いているので、メーカーに連絡して相談してみることにする。

<ブルースクリーン頻発>           メモリNo.3単独にした翌日。

パソコンが立ち上がらなくなった。画面が真っ暗なままで、起動のピッという音がせず、ただ電源ユニットのファンが回る音だけがしている状態。
Q-Codeの表示は“55”~“メモリ未装着”という意味だ。つまり、メモリを認識していないと。

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他のスロットにメモリを差し込むと、当然ながら無事起動。BIOS画面で見てもちゃんと4本とも認識している。

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再度、No.3以外を抜いてみてもう一度単独で立ち上げてみると、今度は無事立ち上がった。

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BIOS画面でも一本だけちゃんと認識している。

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ちなみに、ブルースクリーンの発生はまだだが、どうも、不安定である。

<ブルースクリーン頻発>           三度目のメモリ挿し替え後、10日目。

メモリをNo.2とNo.4に差し替えて10日目になるがブルースクリーンの発生は見られない。
メモリを組み合わせて差し替えてみるという今回のテストの結果は、

 ・No.1とNo.2(2週間ブルースクリーン発生せず)
 ・No.3とNo.4(4日後にブルースクリーン発生)
 ・No.1とNo.3(2日後にブルースクリーン発生)

そして、今回

 ・No.2とNo.4(10日間ブルースクリーン発生せず。)

前にも書いたように、ブルースクリーンが発生するまでの最長記録は一週間である。よって、この組み合わせも一旦安全と解釈して、ブルースクリーン発生時に必ず使用されているNo.3だけを挿してみることにする。

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電源をオンして、無事起動。

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さて、この状態でしばらく様子を見る。ブルースクリーンは発生するだろうか??
ブルースクリーンが発生したらこのメモリー単独でMemtestをかけてみよう。

<ブルースクリーン頻発>           三度目のメモリ挿し替え後、一週間。

No.2、No.4のメモリに挿し替えて一週間がたったが、ブルースクリーンの発生が無い。もうしばらく、このままにしておくが、どうもNo.3のメモリが怪しいという状況は決定的になりつつある。

<ブルースクリーン頻発>           ブルースクリーン二度目の再現。

メモリを交換して、今度は二日目にブルースクリーンが発生。“ATTEMPTED_WRITE_TO_READONLY_MEMORY”

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今度は、“hal.dll”だ。(電源に関連するドライバーらしい。)

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 ・No.1とNo.2でブルースクリーン発生なし(2週間)
 ・No.3とNo.4でブルースクリーン発生(4日後)
 ・No.1とNo.3でブルースクリーン発生(2日後)

結果だけ見ればNo.3が怪しいということになるが、さらに、No.2とNo.4のペアリングでも試してみよう。

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<ブルースクリーン頻発>           ブルースクリーン再現。

メモリをNo.3とNo.4に交換して四日目、久しぶりにブルースクリーンが発生した。

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今度は、BAD_POOL_HEADERだ。そして、NTFS.sys

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さらに一週間後、

IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL。そして、おなじみのntoskml.exe。

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この組み合わせでブルースクリーンが再現できたので、次に、No.1とNo.3で試してみる。

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