大河内 敦の裏blog

広告会社に勤める一級建築士のPC自作日記

音楽再生ソフト再考(5)           JRiver Media Center

で、Windows10をクリーンインストールして、セキュリティーソフトやアプリケーションを再インストールしたりしていると、夕刻、JPLAYのダウンロード先のURLがメールで届いた。 ~ 無事インストール完了。

JPLAYは今後追い込む楽しみがあるものの、いったんここまで来ところで、普段使いのソフトをどうするかの問題が残った。今使っているMedia Goはサポートが切れるし、後継ソフト・Music Center for PC や Media Monkey が気に入らなかったのは以前に書いた通り。
で、もう一度NetAudioのソフト特集を見て、JRMC(JRiver Media Center)というソフトに目をつける。

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画像・動画も管理できる統合ソフトということで、オーディオ的には正直あまり期待していなかったのだが、体験版をインストールしてみるとこれがなかなか良かった。

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JPLAYとは違ってタイル状にレイアウトされるUIはもちろん、オーディオ専用にソフトをカスタマイズできるコマンドがあり、また、再生ドライバーが指定できる。それも、WASAPIか、ASIOか、KSか、Directか、が選べるキメの細かさ。

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3Dのメニュー画面なんかもオシャレである。

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おまけに、再生ドライバーだけJPLAYドライバーをビルドインできるらしい。2-3日使ってみて不満もないので、普段使いのソフトはこれに決めた。AMAZONで申し込むと二日後にインストール用のCDとユーザー登録用のコードが届いた。

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さっそく、PCにインストールしたが、更にもう一つこのソフトにはいいところがあった。

久しぶりのクリーンインストール-その2-

さて、放電したパーツを取り付けてOSのインストール。いうまでもなく、クリーンインストール=再インストールである。特にディスクはパーティション設定なんかも含めてさんざんいじくっているので、インストールできる環境に戻さなくてはならないのだが、結構忘れてることが多かった。

あらかじめネットでOSをダウンロードしておいたインストール用のUSBメモリをジャックを挿して、電源を入れると、Windows10のインストール画面が現れる。画面の指示に基づき進んでいくと、どのドライブにインストールするか訊いてくる、が、ここで第一の関門。パーティションの関係で、どのドライブにもインストールできないそうだ。

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なんか、前にもこんなことがあった様に思うが・・・・。しばらく思い出すのに時間がかかったが、「×削除」でパーティションを取り去ることを思い出す。~ 言っちゃなんだが、この「×削除」だけでなく「×パーティションを削除する」とかなんとか書いててくれれば迷わないのだが。

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パーティションを削除して、回復ディスクでWindows10を無事インストールした。

久しぶりのクリーンインストール

初めてPAYPALを使ってJPLAYをネットワーク購入したことを前回書いた。しかし、入金確認完了までダウンロードができないので、それまでの時間で約一年ぶりにクリーンインストールをすることにした。

自作PCに初めてトライして約7カ月間、ブルースクリーンにさんざん悩まされた。 ~ 試行錯誤の結果、原因が4本あったメモリーのうちの1本にあることを突き止め解決してから、1年が過ぎた。今ではうその様にブルースクリーンは発生していない。悩んでいるときのああでもない、こうでもないのトライ&エラーのプロセスで、OSを何度もインストールしなおしたものだが、順調に動き出してからはすっかりご無沙汰になっている。お盆休みの目標だった音楽再生ソフトのリニューアルも、JPLAYの体験版で音を出せたので、ゴールは目の前だ。

しかし、久しぶりのクリーンインストール、結構手順を忘れていた。忘備録も兼ねて手順について書いておこう。
まず、写真、音楽、ダウンロードしたソフトのexeファイルなどをバックアップ用のHD一台に集約し、本体から取り外す。で、残りのHD、SSDをすべてフォーマットする。これが終わったところで今回はこの機械に取り付けてあるこれらストレージ、メモリ、豆電池までも一度すべて取り外し、しばらくおいて置いた。

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「放電」である。どれほどの意味があるかわからないが、一度取り外すというのは、リセットする気分が高まり、気分的にもケジメがつく感じがする。

音楽再生ソフト再考(4)           いよいよJPLAY

で、いよいよピュアオーディオマニアの間で評判のJPLAYである。

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このソフト、設定やシステム与件に細かい条件があるのか、「購入前に、必ず体験版でお持ちのPCで音が出るか確認すべし」との指導がホームページに書いてある。で、体験版をインストールして音を出してみた。セッティングのソフトと、プレイヤーソフトの二つがあり、プレイヤーソフトの画面が味もそっけもない文字だけが並んでいる画面だ。

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これにまたそっけない画面のFoobar2000で聴きたいミュージックファイルを開き、リストから聴きたい曲を右クリックして「コピー」。その後、JPLAYの画面をアクティブにして
Spaceキーを押すと、ややあって再生が始まる。 ~ 確かに余計な装飾が無くていい音だと思った。但し、時々、音が止まる。これは、体験版に特有な症状らしく、本製品を購入すれば解決されるらしい。

で、購入することにした。このソフト、欲しければ海外のソフトウェアメーカーから直接購入するため、送金にPaypalが必要。朝送金すると、夕方、日本語のメールが入る。そのメールに記載のダウンロードページのURLにアクセスし、インストールする。

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ちなみにこのソフト、WAVとかflacとか使えるデータフォーマットが限定的なのだ。よって、通常のCDの収録音を聴く場合でもリッピングする際にアップコンバートする必要があるのだが、やはり、ネイティブにハイレゾ録音・マスタリングされた音を聴くと歴然とした差がある。こういった場合、NetAudio誌の付録についているハイレゾ録り下ろしのソフトは、試聴に便利だ。聴いたのは田中菜緒子さんのトリオのジャズ。

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ピアノの鍵盤にタッチしたりベースの弦をさばく指の存在までイキイキと感じ取れる。まだ大した調整はしていないのだが、セッティングで追い込めばさらにいい音になるらしい。あと別のソフトと組み合わせて、そっけないインターフェイス画面も何とかなりそうだ。とりあえず音が出せたところでお盆休みが終わった。あとは時間を見てゆっくり調整してみよう。

音楽再生ソフト再考(3)           Foobar2000

Foobar2000は、完全無料のPCオーディオ用ソフトである。高音質な再生能力や、対応しているファイル形式の豊富さもあり、現在、最も標準的・一般的なソフトと言っていいだろう。~ JPLAYでの再生時にも、このソフトで音楽ファイルを開き、JPLAYの画面にコピペするという方法が一般的。ただ、画面がWindowsのエクスプローラーみたいにそっけない。公開されているコンポーネントを組み合わせたり、他のソフトと連携させることで、カスタマイズできるみたいだが。 

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~ 世の中には、このそっけない画面をこのようにカスタマイズしている人がいるようだ。

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最も一般的である意味安心なソフトを、自分のお気に入りのUIにカスタマイズして日常使用する・・・というのもそそられるものがあるが、今は深堀りはやめておこう。とにかく、お盆休みの間、時間は限られているのだ。

今回はJPLAY導入の前提で、このFoobar2000を、ひとまずインストール。

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音楽再生ソフト再考(2)          Media MonkeyとMusic Center for PC

NetAudio誌のバックナンバー、「ソフトウェアを遊びつくせ!」特集を引っ張り出して、PCオーディオ再生ソフトを調べる。

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紹介されている中でMedia Monkeyを選び、体験版をインストールしてみた。 ~ このソフト、タグ編集の機能に評価が高い。

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画面デザインは私好みだが、曲が乗り替わるときに頼んでも無いクロスフェードが入り曲のあいだの時間が勝手に詰まったりと、割とおせっかいな印象。(これらのコマンドは、当然、設定で取り消すことが出来るのだが。)

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なんか、カジュアルに音楽をかけっぱなしにするとかにはいいのだろうが、アーチストの作品であるアルバムの曲間が勝手に詰まったりなんて言うのは、ピュア・オーディオなコンセプトには反すると思う。 ~ トータルなアルバム・コンセプトをしっかり聴くというよりは、ベスト盤を聴くようなカジュアルなプレイヤーを目指しているソフトみたいに感じた。私が望んでいるものとは違う印象。

一方、前回インストールした、SONYのMedia Go後継の、 Music Center for PC。

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画面上部にリッピングされたアルバム・ラインナップが流れていく。自分がラリイブラリーをおさらいして、その時々の気分に合ったものをを選ぶにはいい機能だ。しかし、このソフト、リッピングしたアルバムの曲順が勝手に変わってしまうという事態に見舞われた。

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残念ながら、勝手に曲間がつまったり曲順が入れ替わるというのは、制作者へのリスペクトが足りないカンジがする。~ 私の中ではありえない。結局、この二つのソフトは候補から外すことにした。

音楽再生ソフト、再考(1)

基本的なシステムが出来上がって、いろいろアクセサリーを試したり、スピーカーを壁に近づけたり離したり向き変えたりして、試聴を繰り返していた。手を加えれば加えるほどいろいろ音が変わって楽しい。

お盆前のある日、再生中に音が急に飛んだり止まったりするようになり始めた。再生に使っているソフトはSONYのMedia Go。PCオーディオの再生ソフトとしては、かなり初心者向けでイージーオペレーションなソフトだが、ハイレゾにも対応してくれる。SONY製なので当然ウォークマン連携もワンタッチ。だが、音が止まったり飛んだりしていてはしょうがないので、プログラムをインストールし直そうと、ダウンロードサイトに行くと、このソフト、この1月にサポートが終了していた。

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で、後継ソフト・Music Center for PC をダウンロードして音飛びは治まった。

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 ~ これはこれでウォークマン連携のために置いとくとして、この機会にPCの音楽再生ソフトを勉強してみることにした。

Media Goの様な統合的なソフトを使っているとあまり意識することは無いが、もともとデジタル音源をPCで再生させるソフトは大きく「ライブラリソフト」と「再生ソフト」の二種類あって、どうも、世のPCオーディオ用のソフトはこの二つの機能を両極端としながら、その間のどこかに位置する、ないし、Media Goの様にその両方をあまり機能を難しくせずに統合しているものがほとんどの様だ。「ライブラリソフト」はリッピング後のタグ付け機能が充実していたりする一方で、評判のいいマニアックな「再生ソフト」には、再生機能に特化していてCDのリッピングすら出来ない様なものが普通にある。

マニアックな再生ソフトには、JPLAY、ROON、といったものがあり、特にJPLAYは高音質再生にチャレンジ出来るとあって、ピュアオーディオ派には絶大な支持を受けている(らしい)。

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ただし、その追い込みは少し手間取りそうだ。で、統合型のMusic Center for PCを使いながら、新たに使えるライブラリソフトを探して、更にこの再生専用ソフトJPLAYに移行しようというという目論見を立てた。時間が出来るお盆にやってみよう。