大河内 敦の裏blog

広告会社に勤める一級建築士のPC自作日記

突然ですが、「断食します」。

自作PCをテーマに展開しているブログではありますが、今年5月の還暦・退職を前に、一度心身のリセットを目指し断食の療養施設に入ることにしました。しばらく、このブログも更新できなくなると思います。
で、「番外編」として、「断食日記」を立ち上げます。

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https://ats-forikoma2019.hatenablog.jp/ 

ちなみに、どこか悪いところがあるからではありません、念のため。単なる好奇心です。
ご興味があれば覗いてみてください。

デバイス・ドライバーのエラー ― その4

改善の方法は、拍子抜けするほどシンプルなものだ。 ~ MUTECとPCをつないでいるUSBジャックを抜き差しするのである。

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新しい周辺機器がUSB接続されると、PCはその周辺機器のドライバーを探しに行ったりインストールしたりする。放っといてドライバが認識されないなら、電源を落としUSBを抜いて再度立ち上げてからUSBを再度挿す。これだけのことで、結構安定して動作し始めた。~ そういえば、MUTECのドライバーをインストールし直す際に、USBでMUTECと接続しっぱなしのままだったことが多かったように思う。ちょっとしたことを面倒くさがると、ますます面倒くさい事態に陥るという・・・ブルースクリーンも発生しなくなった。

正直、エラーが全くでなくなったわけではないのだが、回数は圧倒的に減った。何よりブルースクリーンが出なくなったのは大きな進歩だ。

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この方法は、他のドライバーエラーの様な事態でも有効な方法となった。デバイスマネジャーのシリアルバスコントローラーの中に「不明なUSBデバイス (デバイス記述子の要求が失敗しました)」という行がある場合、電源を一旦落とし、USBケーブルを全て抜いた状態で再起動し、USBケーブルを順番に挿していく。

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あるケーブルで同じエラーが出ても、別のジャックに挿せばエラーが解消した。全てのドライバーエラーがこの方法で解消されるとは限らないだろうが、まずトライすべきいい方法かも。

【追 記】
以上カンタンに書いたが、実はこのことに気が付くまで昨年の12月から約三か月強かかった。で、この間Blogも更新できなかった。理由は、何かトラブルがあった際は問題がある場所の予測を立てて対処していくことになるが、その過程で想定する問題個所が、特定のメーカーやソフトウェアハウスの製品に問題があるかのような書きぶりになってしまいがちだからだ。実際今回も一瞬、世に多々起こっているらしいWindows10のバージョンアップに端を発したUSB-DACトラブルと同じ原因なのではないか(これを裏っかえして言うと、MUTECはWindows10のバージョンアップに対応できてない、と、断定してしまうことになる。)と考えたわけだが、現実は自分のちょっとした怠慢が原因である部分が大きかった。やはり、ネットに上げる文章は予断に満ちた断定であってはいけないと思う・・・というわけで、この件は自分が納得できるまでBlogに書くのはやめておこうと判断した。で、今回は三か月ぶりの記事更新でありました。

デバイス・ドライバーのエラー ― その3

似た様な症状が無いかネットで情報を渉猟するうちに、昨年のWindows10のCreators Update後に、USB-DACのドライバーエラーが頻発する様になった話がやたらと出てきた。

 例えば
 ↓  ↓ 

 http://wktk-murasa.blog.jp/archives/1070828963.html

どうもこのアップデートの際に、いままで付いていなかったDACドライバーがWindows10に標準装備され、もともとメーカーが機器別に用意していたドライバーと競合が起こっている模様。確かに昨年末、私もこのアップデートを行った。エラーはそれから始まっているようにも思う。それに、これが原因なら起動時のブルースクリーンも合点がいく。~ MUTECはDACではないが、USBで音声を扱っている点で違いは無く、どうもここら辺があやしいというカンジがムクムクしはじめる。

しかし本当にそれが原因なら、困ったことにMUTECなりMicrosoftなりが折り合いをつけるバージョンアップを行わない限りこの状況は続くことになるし、それ以前にMUTECのドライバー不具合が私以外からもヒビノさんに多数報告されていて然るべきである。ディレクトリをいじって強制的にMUTECのドライバーを優先させるという手もありそうだが、私のITスキルではリスクが高すぎる。

いずれにしても、不具合が起きている時はPCがMUTECのドライバーを「当てに行ってない」わけだ。で、この「当てに行ってない」という感覚で、あることが閃いた。

デバイス・ドライバーのエラー ― その2

クリーンインストールを終えてMUTECのドライバーも入れ直したが、やはり数回立ち上げるとエラーが発生し、音楽再生が行えなくなるという状態が続く。仕方がないので、販売代理店のヒビノさんに質問メールを打つが「MC-3+USBでファームウェアの不具合やWindowsとの互換性不良の報告は今のところありません。」とのこと。 ~ どうも、私のPCの個別事情の様だ。う~ん。

当面、打開策が無いので、またエラーが出てはドライバーをインストールし直して音楽を聴く日々が続いたが、ある日、久しぶりに「あの」ブルースクリーンが発生した。

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かつて、自作PCを始めて約7か月間悩まされ続けたブルースクリーン ~ 但し今回違うのは起動時にだけ起こり再起動後は発生せず、そのあとPCが問題なく普通に作動しつづけることだ。この二つの事象は、気にせずに付き合っていれば実害は無いのだが、やはりそこはせっかくの自作PC、自分が快適な環境を作りたいのが大前提。 いろいろネットで検索をかけて、参考にしたり思い当たったりする事象を本格的に渉猟することにした。

デバイス・ドライバーのエラー ― その1

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私のPCオーディオシステム構築の目玉だった、クロックジェネレーター・MUTEC3+USBとわが自作PCとの連携がここにきて不安定である。

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いままで何ともなかったのだが、12月に入りしばらく忙しくしていて、年末にひと段落つき、久々にゆっくり音楽を聴こうとJRMCを立ち上げたら、MUTECとの接続を認識していない。ドライバーをインストールし直すとまた機嫌よく動いてくれるのだが、数日経つと電源を入れても機器を認識しなかったり、認識しても 再生周波数が限定的だったりする、という状況が繰り返されている。

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認識していない時にデバイスマネージャーを開くと、MUTEC USB Audio Driver > MC-3+Smart Clock USBに黄色いビックリマークが付いている。エラー状態と言うこと。

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というわけで、昨年の7月にクリーンインストールしてから半年たっているので、OSを完全に最新バージョンにする意味もあり、年が明けて松の内のうちにクリーンインストールをしてみることにした。どこまで意味があるか分からないのだが。

今あるダウンロード、データ、などをバックアップHDに移行させそのHDをPCから取り外す。そして、もともとプログラムやデータが入っていたHDをフォーマットし内容を消去する。その上でメモリやHD、SSD、豆電池などなどを、一度マザーボードから取り外し放電してから取り付け直した。MSのサイトにアクセスし、Windows10最新版でインストール用のUSBを作る。~ これで準備完了。クリーンインストールを行って様子をみることに。

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ミュージックライブラリー作り         タグ管理 -一応の完成-

前回書いた様に、アーチスト別、アルバム別、曲目別の分類は、目的のアルバムやアーチストや曲が明確な時は検索に便利(つまり、1,000枚強のアルバム、10,000曲強の曲のファイルから瞬時にたった一つのアルバムや曲にアクセスするには便利)だが、何聴こうかな、と、あいまいに考えながら画面を眺める際には不向きだ。もう少しアルバムのイメージを大括りにした分類の方がいい。実際、今のリアルCDラックの並びもそんな感じだ。問題は、そのジャンル分けの具体的項目をどうするかなのだが、これが期せずして1,000枚の各アルバムが、自分の過去の音楽体験の時系列と照らし合わせてどういう位置づけになるか、を、再確認すること機会になった。

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一旦の完成を見た、ジャンル別画面

具体的には、まず、邦楽・洋楽の区分を「洋楽→英語」「邦楽→日本語」のタイトルにする。具体的には同じジャズでも「外国人アーチスト→JAZZ」「日本人アーチスト→ジャズ」という風なジャンル分けをする。
で、出来たインデックスが、

【洋楽】
0.Fevorite (ex. Swing out sister)
1.Acoustic / Easy listening (ex. Wind-um hill)
2.classical (ex. Gavriel Lipkind,Vladimir Horowitz,Rafael Kubelík)
3.Jazz (ex. Bill Evance)
4.roots of ROCK (ex.Sun House, Robert Johoson)
5.The Beatles
6.The Rolling Stones
7.post The Beatles (ex.T-Rex,Leon Lussel, Derek and the Dominos)
8.Singer,song writer (ex. Carole King,James Taylor,Joni Mitchell)
9.BRITISH ROCK (ex.Jeff Beck,Led Zeppelin)
10.Progressive Rock (ex. Yes,PinkFloyd)
11.Electronic (ex.Lunatic Calm,Technotronic)
12.American ROCK (ex. Aerosmith,Stievie Ray Vaughan)
13.SOUL FUNK DISCO (ex. CHIC,Rick James)
14.AOR (ex. Boz Scaggs,Grover Washington Jr.)
15.AGE (ex. Art of Noise,Talking Heads,Sting)
16.BLACK in '90s (ex. MC Hummer, Snow)
17.UK. CLUB MUSIC (ex.Black Box,Incognito,The Brand New Heavies)
18.Vocal female (ex. Aretha Franklin,Enya,Mary J. Blige)
19.CONTEMPORARY JAZZ & FUSION (ex. Marcus Miller,Bob James)

【邦楽】
00.お気に入り
51.イージーリスニング サウンドラック (例,ゴンチチ、都留教博)
52.ジャズ (例.菊地成孔、日野皓正)
53.ジャパニーズR&B・ロック (例,上田正樹、Char、 LOVE PSYCHEDELICO)
54.シンガー・ソング・ライター (例,山下達郎吉田美奈子竹内まりや)
55.J-ポップ : '80年代! (例,杏里、中原めいこ小比類巻かほる
56.'80年代歌謡曲  (例,早見優、Wink、森高千里、)
57.J-ポップ : BUBBLE (例,PRINCESS PRINCESSLINDBERGDREAMS COME TRUE
58.J-ポップ :post BUBBLE (例,ウルフルズUAJUDY AND MARYMY LITTLE LOVER
59.渋谷系 (例,Pizzicato FiveKahimi Karielove tambourines
60.クラブミュージック  (例,GOTA、Mondo GrossoTOWA TEI
61.J-ポップ : 2000年代以降(例,きゃりーぱみゅぱみゅ椎名林檎、Misha)
62.コンテンポラリージャズ・フュージョン(例,上原ひろみ青木智仁PONTA BOX)

サウンド調整音源】
100.テスト・チューニング(オーディオチェックCD  など)

イメージ通りの順番に並ぶよう、各ジャンル名の頭にナンバーを振っている。基本、「洋楽」は1~、「邦楽」は50~、「その他」は100~、そして特によく聞くアーチストは洋楽は0、邦楽は00.の番号を付けた。洋楽はビートルズ以前・以降という分け方が基本。これは中高生時代に一番聞いていた楽曲を整理しやすいから。邦楽は、一番聴いていた80年代ミュージックの分類が細かくなっている。一口に「80年代」と言っても、バブル直前・以降、また、歌謡曲からアーチスティックなもの、また当時「いか天」以降活発になったバンドものなど、私の中では細かくニュアンスが分かれているのだ。また、「J-ポップ」という言い方も90年代末~2000年代以降のアルバムに使いたい。具体的には宇多田ヒカル以降くらいのイメージか? 逆に、リンドバーグやプリプリを「J-ポップ」と言われても、しっくりこない。 ~ あくまで私の中での位置づけ・イメージで、根拠はありません。

ライブラリーにすべてのCD音源がインストールされ、一つの考え方に基づき整理されるとちょっと気分がよくなった。

しかし、何十年も前にコンピューターを使い始めた頃から感じていることだが、データベースと言うのは実際に使える環境を整えるまでの整備に手間がかかるな。 ~ いずれにしてもひとまず形になったので、あとはまた考えながら再調整していけばいいし、何よりデーターベースが出来上がったので、あとは「使うのみ」である。

ミュージックライブラリー作り         タグ管理・その2 -具体的なジャンル分けは?-

前回、いきなりタグ管理のジャンル分けの話を書いたが、その前に、前提としてJRMC上のオーディオ・インデックスのメニューは、①曲 ②アルバム ③アーチスト ④ジャンル ⑤ファイルの種類(mp3とかflacとかwavとか)の4つがある。
このどれをメインに使うかということなのだが、④の「ファイルの種類」は再生ソフト上と言うよりは、HD上のファイルのディレクトリで管理しとけばいいので、まず除外。

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次に②の「アルバム」だと、1,000枚強がただただABC順に並ぶことになる ~ 多すぎてありえない。①の曲や③のアーチストも同じ。(厳密にいうと、③のアーチスト別になる前にもう一階層欲しいというイメージだ。)

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で、要はその一階層として、④の「ジャンル」の分類をどうするかだという結論に辿り着いたわけだ。 ~ 今まで自分なりの直観・イメージでCDラックに並べてきたが、今回改めて括りのネーミングと順序を意識することに。しっくり来て、かつ、実用的なものを考えなければならない。

音源を取り込むと、リッピングソフトがわりと気の利いたジャンルを自動的に選定してくれるのだが、これがものすごく細分化されている。(例えば、80年代に流行った”ウィンダムヒル”は「ニュー・アコースティック」。 ~ 正しいジャンル選択だと思うが、わたしの中では「イージーリスニング」くらいの丸め方をして他のソフトとまとめないと、細分化され過ぎる。)且つリッピングソフト任せだと、同じアルバムの中で違うジャンルが混在することになる。(前にも書いた様に、アルバム単位で聴くことが多いので、同じアルバムの中の2曲目と3曲目のジャンルの違いはわたしにとってあまり問題ではないのだ。)

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何のためのジャンル分けかと言うと、要は聴きたいイメージのアルバムに素早く見つけ出せる事なのだ。よって、自分の独断と偏見に満ちみちたジャンル分けなのを承知の上で、ソフトを分類していく。同じ女性ボーカルでも、竹内まりやは「シンガーソングライター」、森高千里は「歌謡曲」。森高千里小泉今日子が同じ「歌謡曲」のフォルダーにあるのはちょっと違う様にも思うが、私の中では、竹内まりやと同じフォルダーではないのだ。やっぱり企画性の強いものは、「歌謡曲」に分類するのが私にはしっくりくる。

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あと、”ローリングストーンズ”というのは、「ジャンル」ではなく「アーチスト」というヒエラルキーなのは言うまでもない。ただ、今回改めてわかったのだが、私はストーンズのアルバムだけで50枚近く所持していることが判明。 ~ これは「ローリングストーンズ」という「ジャンル」を作らないと収まらない枚数だ。

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以上の様に、断片的なジャンル分けのイメージを頭に描き続ける。