大河内 敦の裏blog

広告会社に勤める一級建築士のPC自作日記

スピーカー・セッティング           床のガタつき是正

家の床が、集成材ではなく無垢材のフローリングのため、表面がデコボコしている。
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スタンドを立ててその上にスピーカーをセッティングしているのだが、この床のデコボコでスピーカーがスタンドごとぐらぐら揺れる。この状況が音にいい訳がない。
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当然、ボードを敷いてその上でスタンド附属のスパイクで高さ調整はするものの、一番下の床がデコボコしていては、いくら平滑なボードを敷いてもボードごとグラグラしてしまう。

オーディオショップのノッポの店員さんに相談したところ、ボード下にフェルトを敷くことを勧められた。適度な硬さのあるクッション材、といったカンジのフェルト素材「ミスティック・ホワイト」。通常は壁なんかに貼って反射音の調整に使われる様だが、ボード下に敷くのもいいらしい。
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実際スピーカーのガタつきがなくなり、音もクリアでタイトな、はっきりしたものになった。
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REF10に高価な投資をしたが、一方、お金をかけないこの程度のことでも音の表情はガラリと変わる。

更に、純銀製のRCA同軸ケーブル。

更に、MUTEC REF-10とMC3+USBを繋ぐために、純銀製導線によるRCA同軸ケーブルを取り付けた。

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長さ70cm程度のものだが、一万円以上する。こちらは先日たまたま、二千冊以上の蔵書を処分したのだが、その対価として貰ったお金を使って購入。伝導性の高い純銀の導線で、音に透明感が増した様に感じる。

MUTEC REF10導入。

退職金を少しだけ使って、10MHzの外部クロックジェネレーターを購入した。約40万円。実際のところ、こういった機器が無くても現状でも結構いい音で音楽を聴くことは可能なのだが、定年ということで少し贅沢することをカミさんにも報告し、購入した。こういう機会でもないと購入することは無いだろう。 ~ 実質的に、これで私が当初考えていたクロック導入によるPCオーディオセットの最終の形が、最高の形で完成したことになる。

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接続して初再生した第一印象 ~ クロック周波数が細かくなることで、音がますますクリアでビビッドになると思っていたが、印象としては、今まで聴こえてなかった音、特に残響の再生が緻密で丁寧になった分、むしろふくよかになった様な印象を持った。再生信号が緻密化すると、音はデッジットなクリアさというよりは、アナログ的・生音的な空間再現に向かうのかもしれない。

それよりも、情報量が増えると個々のソフトの録音の良し悪しの方が音への影響が大きいことに気が付く。再生が緻密になると、おおもとのソフトのアラも目立ち始める。

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突然ですが、「断食します」。

自作PCをテーマに展開しているブログではありますが、今年5月の還暦・退職を前に、一度心身のリセットを目指し断食の療養施設に入ることにしました。しばらく、このブログも更新できなくなると思います。
で、「番外編」として、「断食日記」を立ち上げます。

    ↓    ↓    ↓

https://ats-forikoma2019.hatenablog.jp/ 

ちなみに、どこか悪いところがあるからではありません、念のため。単なる好奇心です。
ご興味があれば覗いてみてください。

デバイス・ドライバーのエラー ― その4

改善の方法は、拍子抜けするほどシンプルなものだ。 ~ MUTECとPCをつないでいるUSBジャックを抜き差しするのである。

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新しい周辺機器がUSB接続されると、PCはその周辺機器のドライバーを探しに行ったりインストールしたりする。放っといてドライバが認識されないなら、電源を落としUSBを抜いて再度立ち上げてからUSBを再度挿す。これだけのことで、結構安定して動作し始めた。~ そういえば、MUTECのドライバーをインストールし直す際に、USBでMUTECと接続しっぱなしのままだったことが多かったように思う。ちょっとしたことを面倒くさがると、ますます面倒くさい事態に陥るという・・・ブルースクリーンも発生しなくなった。

正直、エラーが全くでなくなったわけではないのだが、回数は圧倒的に減った。何よりブルースクリーンが出なくなったのは大きな進歩だ。

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この方法は、他のドライバーエラーの様な事態でも有効な方法となった。デバイスマネジャーのシリアルバスコントローラーの中に「不明なUSBデバイス (デバイス記述子の要求が失敗しました)」という行がある場合、電源を一旦落とし、USBケーブルを全て抜いた状態で再起動し、USBケーブルを順番に挿していく。

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あるケーブルで同じエラーが出ても、別のジャックに挿せばエラーが解消した。全てのドライバーエラーがこの方法で解消されるとは限らないだろうが、まずトライすべきいい方法かも。

【追 記】
以上カンタンに書いたが、実はこのことに気が付くまで昨年の12月から約三か月強かかった。で、この間Blogも更新できなかった。理由は、何かトラブルがあった際は問題がある場所の予測を立てて対処していくことになるが、その過程で想定する問題個所が、特定のメーカーやソフトウェアハウスの製品に問題があるかのような書きぶりになってしまいがちだからだ。実際今回も一瞬、世に多々起こっているらしいWindows10のバージョンアップに端を発したUSB-DACトラブルと同じ原因なのではないか(これを裏っかえして言うと、MUTECはWindows10のバージョンアップに対応できてない、と、断定してしまうことになる。)と考えたわけだが、現実は自分のちょっとした怠慢が原因である部分が大きかった。やはり、ネットに上げる文章は予断に満ちた断定であってはいけないと思う・・・というわけで、この件は自分が納得できるまでBlogに書くのはやめておこうと判断した。で、今回は三か月ぶりの記事更新でありました。

デバイス・ドライバーのエラー ― その3

似た様な症状が無いかネットで情報を渉猟するうちに、昨年のWindows10のCreators Update後に、USB-DACのドライバーエラーが頻発する様になった話がやたらと出てきた。

 例えば
 ↓  ↓ 

 http://wktk-murasa.blog.jp/archives/1070828963.html

どうもこのアップデートの際に、いままで付いていなかったDACドライバーがWindows10に標準装備され、もともとメーカーが機器別に用意していたドライバーと競合が起こっている模様。確かに昨年末、私もこのアップデートを行った。エラーはそれから始まっているようにも思う。それに、これが原因なら起動時のブルースクリーンも合点がいく。~ MUTECはDACではないが、USBで音声を扱っている点で違いは無く、どうもここら辺があやしいというカンジがムクムクしはじめる。

しかし本当にそれが原因なら、困ったことにMUTECなりMicrosoftなりが折り合いをつけるバージョンアップを行わない限りこの状況は続くことになるし、それ以前にMUTECのドライバー不具合が私以外からもヒビノさんに多数報告されていて然るべきである。ディレクトリをいじって強制的にMUTECのドライバーを優先させるという手もありそうだが、私のITスキルではリスクが高すぎる。

いずれにしても、不具合が起きている時はPCがMUTECのドライバーを「当てに行ってない」わけだ。で、この「当てに行ってない」という感覚で、あることが閃いた。

デバイス・ドライバーのエラー ― その2

クリーンインストールを終えてMUTECのドライバーも入れ直したが、やはり数回立ち上げるとエラーが発生し、音楽再生が行えなくなるという状態が続く。仕方がないので、販売代理店のヒビノさんに質問メールを打つが「MC-3+USBでファームウェアの不具合やWindowsとの互換性不良の報告は今のところありません。」とのこと。 ~ どうも、私のPCの個別事情の様だ。う~ん。

当面、打開策が無いので、またエラーが出てはドライバーをインストールし直して音楽を聴く日々が続いたが、ある日、久しぶりに「あの」ブルースクリーンが発生した。

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かつて、自作PCを始めて約7か月間悩まされ続けたブルースクリーン ~ 但し今回違うのは起動時にだけ起こり再起動後は発生せず、そのあとPCが問題なく普通に作動しつづけることだ。この二つの事象は、気にせずに付き合っていれば実害は無いのだが、やはりそこはせっかくの自作PC、自分が快適な環境を作りたいのが大前提。 いろいろネットで検索をかけて、参考にしたり思い当たったりする事象を本格的に渉猟することにした。