<パーツ選び編>CPU ~ Intel Corei7 6700K
オーバークロックをしてみたい。~ これは、単なる好奇心である。
オーバークロックとは、PC、特にCPUが情報処理する際の信号のやりとりの基準になっているクロック周波数をコントロールしてアップさせること。当然、メーカーの設定をいじる事になるので破損リスクがある一方、高速処理が可能になる。
昔からいろいろパソコンは使ってきたが、ノートが主体だったのでCPU本来の性能を体験していないのではないか、という思いがあったのと、PCを買った当初は、早いの遅いのと印象は持つけれど、人間には「慣れ」というのがあるので、使っているうちにその速さ・遅さも意識しなくなる。
パソコンを買うとき・買った直後は意識するこのクロック周波数だが、いつの間にかうやむやになっていく。せっかく自作するからには意識的にコントロールしてみる事により、クロック周波数というスペックが処理速度にどれ程の影響を与えるものなのかを「実感」として感じてみたい。
というわけで、CPUはオーバークロック用にコアの耐性を高く製作されたIntel Core-i7の6700Kに決めた。
これで、チップセットの仕様が決まり、何を選んでいいか解らないマザーボードの選択幅を絞り込める。多分、冷却性能が高いCPUクーラーも必要になるだろう。
これから自作PCを始める人は、まず、このCPUを何にするかを決める事から始めることをお勧めする。
CPUの要求してくる仕様や性能から、以降のパーツ選びがグッと具体的になります。