大河内 敦の裏blog

広告会社に勤める一級建築士のPC自作日記

<お店選び編>ドスパラ 神戸三宮店

CPUクーラーとグラフィックボードは、空きスペースを検証しないと内部でぶつかって取り付けられない可能性があるので、それ以外を購入して仮組し、空きスペースのサイズを測ってから追加購入するという段取りにした(→cf.<組立編>PCケース)。
で、いよいよ第一次パーツ購入という事になるのだが、ネットショッピング全盛の時代、いろいろ相談することを考えるとやっぱりここは実店舗での購入を前提に考える事になる。こんなにお店選びに慎重になったのは久しぶりだ。できれば、購入後も店員さんにいろいろ相談できる、打てば響く様なお店がいい。何と言っても、今、私は期待と不安のないまぜ状態なのである。

そもそも実店舗が成立する条件の1つに、お店と客が持つ商品情報の非対称性があると思う。車や不動産なんかは高額で、買う側も検討項目が多くある一方、解らない事も多いからお店の人は大切な相談相手だ。ネット時代も、こういう分野の実店舗は生き残りやすい。初心者にとっての「自作PC」などというマニアックな分野も同じだろう。

今後部品をチマチマ買う事や、場合によっては実機を持ちこんで診断してもらう可能性も考えると近所にこした事はない。で、(これまでこのblogに延々書いてきた)購入したいパーツのリストを作って自宅から最も近いお店に行き、見積をしてもらう事から始めた。このとき事前にそのお店のホームページを見て、セールによる特価や、お得なセット販売なんかのキャンペーンをあらかじめ予習していくのが良い。店員さんが自分のお店がやってるキャンペーンを知らない事が多々あるからだ。これはPCショップに限らず、お店や店員さんの意識の高さを測るわかりやすい尺度。
まず一件目の店員さんは、私が最も不安に思っているアフターサービスについて最もお得な会員システムについて説明してくれたが、見積を見ると自分のお店がやってる「お得なセット売り」キャンペーンを知らなかった。よって「△」。

で、ちょっと街中まで脚を伸ばし、二件目に伺ったのが「ドスパラ 神戸三宮店」。ここがビンゴでした。

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実は、パーツリストの中にドスパラのWEBショップでは売り切れの商品があったのだが、ここの店員さんはちゃんと流通在庫を追っかけてそろえてくれ、アフターサービスについても詳しく教えてくれ、最後にわたしが一番不安に思っているBIOSの設定について訊ねると、自社で出してる初心者向け設定ガイドのダウンロード場所まで教えてくれた。一晩考えて翌日再度お店に行き購入の手続きをしたら、その後ケータイに留守電が入っていて、折り返すと担当者じゃない人が出たが「お客さんが選んだCPUだと、確実にチャンとしたクーラーが必要。リストに無いが大丈夫か。」と言う。ケースに仮組みしてみて、空いたスペースを採寸して再度相談に伺う予定、と説明。

チャンと購入リストを見てチェックを入れてくれてると同時に、お客さんの情報が、だれが電話に出ても答えられるように共有されている。ここは、いいお店だと思う。いろいろ教えてください。よろしくお願いします!!