大河内 敦の裏blog

広告会社に勤める一級建築士のPC自作日記

現在のPCオーディオのファイル管理は。

全然管理していないのである。

前のPCの時代から、ウォークマンとの連携が楽、しかも、音源の非圧縮保存でハイレゾ対応していることから、何の疑問も持たずにソニーの”Media go”というソフトを使ってきた。インポートされたアルバムのアートワークがタイル状にライブラリ画面に並ぶのも気に入っていた。

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だが、枚数が増えるにつれ、目的のアルバムを探すのが苦になってきたのだ。アーチスト別に漫然と並んだCDジャケットの写真がどんどん増えていく。いきおい、スクロールする距離はどんどん長くなり、目的の音源になかなかアクセス出来ない。CDをラックに並べる様に、単純に自分の好きな並びにできればいいのだが、そういうファイル管理はPCではあまりお目にかかれない。ウィンドウズのドキュメントファイルだって、時系列か、ファイルの拡張子別か、ファイル名の番号順に勝手にわりふられてしまう。

実は、たくさんのCDコレクションをラックに並べるというのは、結構楽しい行為なのだ。

私の場合、まず邦楽か洋楽かで分け、クラシック・ジャズ・ロック・クラブ・歌謡曲という風に大まかなグルーピングを決めて、その中で基本アーチスト別に分類、更に時系列に並べる。例えばロックなら、古典のデルタブルース~戦後のR&B~60年代のトラデッショナルなロック~ハードロック・メタルロック~プログレッシブロックフュージョン~テクノ → 次にクラブミュージックみたいな流れ。では、ブラコンやAORは?、ブリティッシュロックとアメリカンロックはどう分ける? アメリカンロックのほうにAORやブラコンを入れるといい感じか? とか考えながら並べていく。で、アーチストの順番は、曲調の似通ったものを隣同士にする。例えば私の場合UKクラブミュージックやUKソウルで行くと、Brand new heaviesとIncognitoは隣同士でなければならない。で、隣にSimply Redがあってはならない。Pet shop boysはクラブミュージックに近いロックにカテゴライズする。邦楽でも、森高千里はシンガーソングライターと言っていいと思うが、ここはあえて歌謡曲として扱う・・・ここら辺になってくると、もう個人的なイメージや見解の世界である。こういったスタイルは、ひょっとするとPCで自動的に配列されるファイル・インデックスの対極なのかもしれない。ファイル名に番号を振るという手も無くはないが、新しいCDを購入する度に番号が割り込んでそれ以降のファイル名の数字をいちいち変えるというのも現実的でない。さて、どうするのがよいか?