大河内 敦の裏blog

広告会社に勤める一級建築士のPC自作日記

ルームチューニングに取り組む。

年末に休日出勤が続いたもので、年明け少し長く正月休みを取ることにした、が、予定していた真空管アンプの製作には取り組めない。で、こういうまとまった時間があるときにしか出来ない部屋の「模様替え」 ~ 「ルームチューニング」に取り組んでみることに。今のスピーカーの置き方はどうにも不格好である。

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また、オーディオシステムのポテンシャルを引き出せているとも思えない。
部屋の中のモロモロのものをいったん廊下に出し、2日ほどかけてレイアウトし直す。一応想定しているの完成形は、まず、スピーカーを今の場所のままで本棚だけを移動して床からスタンドで立てることなのだか、そのプロセスで他の置き方も試してみた。

まず、部屋の長辺と短辺のうち、短辺の方に置く方法~後ろの壁が長辺分遠くなるからか、キレ良くノビノビと音がスピーカーから飛び出していく印象。

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悪くない。将来、もう少し部屋の中のものが大々的に整理できたら積極的に検討したいくらい。ただ、左右の壁の反射が気になるし(我が家は、残響が多くなりがちな2×4工法なのだ)、スピーカーがあまり左右に拡げられないのが残念。

次にコーナーを挟んで直角に置く方法~これも音にパンチが出て、有るにはありだと思うのだが、音が混ざる印象。

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角を使ったルームチューニングは面白いかもしれないが、手間取りそうである。

で、今回の本命、部屋の長辺に置く方法。左右のスピーカーの間にレコードラックとアンプその他を置く。スピーカーの間にものを置かない方がいいという意見もあるが、やはり普通の家庭でのレイアウトでは、この置き方が生活導線を乱さずしっくりスマートに収まる。

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音も、中途半端に本棚の上に載せていた時と比べるとクリアに、また、軽かったりブーミーになったりして気になっていた低音もタイトにしっかり出るようになった。問題は短辺に置くときと比べ、スピーカーの対面の壁との距離が短くなるため、なんか反射音が大きく残響で音のキレが悪くなるような・・・。壁に大きなタオル(普段、オーディオ機器のカバーに使っている。)を掛けて、反射を押さえてみたりする。

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いずれにしても模様替え前とは格段の進歩である。微調整しながら基本このレイアウトで追い込んでいこう。