大河内 敦の裏blog

広告会社に勤める一級建築士のPC自作日記

警告:必ず設地接続を行ってください。その1

オーディオ機器は、アースコンセント付きの三極コンセントのものが多い。このTRIODEもそうだ。電源コードには「警告:必ず設地接続を行ってください。」の注意書きがある。で、つい最近まで私の部屋のコンセントにはアース端子がなかった。

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実はゴールデンウィーク前に部屋の換気用の空調ダクトの取り換えがあり、その電気工事を行った際に、ついでにアース付きのコンセントを増設してもらっていた。 ~ もちろん、今回の真空管アンプ製作の準備としてだ。普通、事後的に部屋にアースを増設するには、屋外や金属製の水道管から接地を取り、コンセントまでの間は線を壁にはわせる不格好なものになりがちだが、部屋にエアコンがある場合その壁内には必ずアース線が走っている。エアコンには接地接続が必要だからだ。で、エアコンのすぐ横にアース付きのコンセントを増設をお願いしたところ、工事はすぐ済んだ。

増設してもらったアースにテスターを差し込み、電圧を測る。

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左側は 102.6V、右側で 0.174V。ちゃんとアースは取れている。(アレ? でもなんか、極性が逆の様な・・・ これについては後日検証することに。)

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少し電気屋さんに分けてもらったアース線をアースジャックにつなぎ、再度音を聴く。こころなしか、音に透明感が増したように感じた。

更に、AMAZONで追加のアースケーブル10mを購入し、自作PCをはじめ今までアースが取れていなかった機器も全て結線した。アースループという問題もあるそうだが、とにかく、機器電源のマイナス側を”nearly±0V”に揃えることにこだわった。

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とにかく機械系はそろったので、これからこのアース線のような、ケーブル、インシュレーターなどの再生環境を整えていくことにしよう。