大河内 敦の裏blog

広告会社に勤める一級建築士のPC自作日記

ミュージックライブラリー作り         タグ管理

お盆からずっと続けてきたPCオーディオの再生環境作りだが、音楽再生ソフトもJRMCに決め、iPadを使ったネットワークオーディオ環境も整い、1000枚強のCDのリッピングも完了した。で、いよいよ「やってなかった、夏休みの宿題」"タグ管理"をどうするか・・・である。(参考→増え続ける音源をどう管理するか。 - 大河内 敦の裏blog)

あらためて自分のCDラックを眺めてみる。

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タグ管理は、PCに格納された音源に、アーチスト名/アルバム名/ジャンル/年代/作詞・作曲者/レーベル、あと、クラシック音楽などでは指揮者とか、を、楽曲単位で電子的に”フダ”を付けることでデータベース化し、串刺し検索して聴きたい音楽にアクセスできるためのシステムだ。リアルなCDラックとの大きな違いは、検索性に優れる一方、並べ方にABC順以外の決まりというモノがあまり無い。総ての音源がフラットにメッシュ状に配置され、ランダムにアクセス出来るということだ。これは、聴きたい音楽のイメージが明快なときはいいのだが、「何となく、なんか聴きたいけど何かないか」という時には不向きである。というか、そういう時には、リアル・ラックに並んだCDをボ~っと眺めるて聴くアルバムを探すのが長年の私の音楽の選び方なのだ ~ そもそも、デジタルとリアルの違いは、目的の明確さ・不明確さの違いだと思う。本屋のたとえで言うと、ほしい本が明確な時、デジタルではネットショップの階層化されたメニューで検索をかけることで、容易に目的の本に到達できる。ただ、「今度の休日に読むのに、何か面白い本無いかな」みたいなあいまいな局面ではこれは不向きで、こういった場合リアルな大規模書店に行き、最低限のジャンル分けがされた本棚が並ぶ売り場を時間をかけて歩き廻り、偶然の本との出会いを期待するほうがよろしい。

この「あいまいな選び方」ができる、今の「リアル・CDラック」の最低限のジャンル分けがされた状態を、何とかPC上に移植出来ないか、JRMCのタグ管理のシステムをいろいろ試してみる。ちなみに私はアナログレコードの時代の名残りか、少なくとも家ではあまり単曲で音楽を聴かない。聴くときはアルバムとして聴くことが多いので、アルバム別のジャンル管理はしても、楽曲単位でまではする気はない。 ~ ものすごい几帳面なライブラリー構築でそこまでやるかたもいるようだが。

で、JRMCだが、

・「ジャンル」を自分のCDラックの分類にあわせてカスタマイズしたうえで、それに当てはまるアーチストのアルバムを放り込んでいくと、次の階層が、うまい具合にアーチスト別にくくったアイコンになる。ここで、アーチスト別でなくバラのアルバムがABC順表示になってりしたらOUTだったが、これで自分好みな階層が作れる。また、アーチスト別のアイコンごとに複数枚のアルバムのジャンルを一発で変更できるのも、操作性的に手間がかからなくてよろしい。
・ただし、アーチストのアイコンをクリックして表示されるアルバムの順番は、当然年代順ではない。年代順に並べるコマンドも無いようなので、ここはアルバム名の前にリリース年を振ることに。ローリングストーンズの様にもう40年以上聴き続けているもので、自分の高校時代から現在に至るまでにリリースされたアルバムが時系列に並ぶと感慨深いものがある。

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基本、この考え方で行くことにした。 ~ 1,000枚程度のライブラリだ。これで網羅・整理できると思う。