大河内 敦の裏blog

広告会社に勤める一級建築士のPC自作日記

PCオーディオ                現時点のオーディオ環境・まとめ

10kHzのリファレンス・クロック・ジェネレーター MUTEC Ref-10を導入したことで、わたしのやりたかったオーディオのシステムアップはほぼ完成した。ここらで一度現在のシステムをまとめておきたいと思う。

システムは、再生ソフトウェアとしてJRiver、JPLAY、foober2000などが格納された自作PCから、大きく3つのユニットに分かれている。

 ・クロック・ジェネレーターを中核にした ”MAIN UNIT”
 ・TRIODEの真空管アンプを中心にした、”TUBE UNIT”
 ・デスクトップで作業中に、BGMやラジオを楽しむための ”CASUAL UNIT”

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3つユニットのそれぞれに専用のDACが付いており、MAIN UNITにはクロックジェネレーターが、TUBE UNITにはアナログレコードプレーヤーが接続されている。

■ MAIN UNIT

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長年のテーマだったクロック導入を実現した、私にとってのリファレンス・システム。

事の始まりは、20年近く前の名古屋に単身赴任時に、オーディオショップのご主人から教えていただいたクロックチューニングの効果、

そして、当時欲しかったステレオシステムが中古で売り出されているのをたまたま発見したことに端を発する。

たまたま住宅ローンの支払が終わったタイミングだったので毎月その支払いに充てていて浮いた分で、2年弱で少しづつ機器を買い揃えた。で、今回のRef-10導入でほぼ完成した。とにかく、音質、定位感、共に"クリア"の一言。いい録音のトリオのジャズなどを聴くと、ベースやピアノの演奏者の指捌きまで感じられる気がする。

■ TUBE UNIT

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当時生産中止になっていたタンノイのオートグラフ・ミニがヤフーオークションに出品され、たまたま落札できた。これを機に、真空管アンプとアナログレコードプレーヤーの組み合わせで昔のレコードが聴けるように組み上げたシステム。インシュレーターなどで振動対策をマメに施すことで透明感のある音が聴ける一方、真空管アンプだけどハイレゾにも対応しておりPerfumeの様なテクノポップも難なく鳴らし切るスピードもある。

ちなみにこのアンプは、はんだ付けの練習をした上で自作キットを購入し、自ら製作した。これから、真空管も変えてみて音の違いも楽しんでみようと思っている。

■ CASUAL UNIT

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私が自作PCを作り始めた際、ハイレゾ音源をPCで聴けるように、と、最初に導入したミニマムセット。DAC機能を持ったアンプとスピーカーだけで成り立っている。
シンプルなシステムだが、残響の再生も丁寧なハイレゾ音源をシングルコーンのECLIPSEで再生すると机の上で小人が演奏したり歌ったりしている様なリアルさがあり、初めて聴いたときにものすごく感激した。