MARANTZとB&Wのセットを購入を決断。
MUTEC MC3+USBを買いに行った際に見かけたB&Wが忘れられない。
これは、前に書いたように12年前に曰く付きのモノなのだ。(→ とりあえず、 MUTEC MC-3+USBのみ、購入 - 大河内 敦の裏blog)
家の書棚をひっくり返すと、2004年版のカタログが出てきた。いつか買えるようになるまで・・・と、保存していたのだ。けなげな、そして、物欲の強い自分にあらためて感心したりあきれたりした。そこにはしっかりMARANZとB&Wのアニバーサリーモデルのセットがしっかり掲載されている。
当時のカタログの定価を見ると「こりゃおいそれと買えんわ、、、」と、改めて思う。しかし、12年後の現在、中古が出回り手が届きそうなところまで値段が下がってきているのだ。CDプレーヤーはPCオーディオ主体になっているので無しでもOK、アンプもワンランク下げても何の問題も無く十分鳴らせるだろう。ちょっと無理したら買える。それが目の前にある。しかも、次はいつ出会えるか分からない。
意を決して再度日本橋のお店に出かける。お店に行くとやっぱりこういったお店の常か、いつもいつも客がいるわけではないので、カギがかかって無人である。ドアの横にインタホンがあり「ご用の方は呼び出してください。」とのこと。ボタンを押して「805見せていたたけますか?」と言うと、奥から背の高いニコニコした店員さんが出てきた。カギをあけてもらい間近に見ると、やはり美しさに息をのむ思いがする。「あ~、キレイですね~」と言うと、「ワンオーナー品で前の方が大事にしてらした様で。これは、いいですよ。」とのこと。
欲しい!12年前の自分にケリをつけたい!
その日、家に帰ってカミさんに相談、というか「いかに自分にとって曰くつきの商品か、たぶんもうステレオセットを買い換えると言うことも無いだろう、今たまたま出物が出て状態がいい中古が手の届く値段で買える、できれば最後のステレオとして買い換えたい・・・」と話してお願いした。 ~ 住宅ローンを払い終わったタイミングでもあり、同意がとれた。
その夜、興奮してあまり寝られなかった。ここまでウキウキするのは久しぶりである。