大河内 敦の裏blog

広告会社に勤める一級建築士のPC自作日記

接続を完了してしまうその前に。        ~いくつかのオーディオ・チェック  

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最初にMUTECを介さずに、PCからUSBで直接OPPOのDACに接続して音を出してみた。今回導入したOPPOのDACだが、この機械に関してだけ言うと、実は最大ポテンシャルを引き出すのはPCから直USBで接続することなのだ。だが組み立て前のシステム図に示したように、実際の接続はPC-MUTEC-OPPOとなる。つまり、PCとOPPOの間にMUTECが挟まらざるを得ない。かつ、MUTECにはUSBのOUTが無い。今回、光ケーブルでMUTEC-OPPOを繋ぐのは、そういった事情もあったのだ。しかし、配線・接続して、家具の裏にケーブルを這わせて、家具を元通りの場所に置いてしまう前に、一度USB接続での音を試して置くことにした。

アンプとスピーカーをハイスペックなものに変えると、当然、アンプはパワーアップしているし、スピーカーのレンジは拡大しているので、音はふくよかに拡がる。暖かくていい音だ。だが「ホリ」は深くない。先日NU FORCEにMUTECを初めて接続して鳴らした時ほどの驚きは無い。 ~ 念のためOPPOとの直接続をしてみて、音が良かったらそれもアリかも、と、試してみたが、やはりMUTECを経由した方が良さそうである。逆にこの音色でマスタークロックを導入するとどうなるのか、期待に胸膨らむ。

自作PCからのUSBを外してMUTECに再接続、そしてMUTECとOPPOを長さ7.5mなりの光ケーブルで接続し、壁際に這わせる。OPPO側のインプットセレクトをOPTICAL PCM にすれば、音出しが可能になる。MUTECにOPPOを接続すると再生可能なサンプリング周波数が上がった。なんと、24ビット、192000Hzである。

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最初のオーディオチェック・音出しに使ったSONYのCDレンズクリーナーは、通常の乾式ブラシでCDのピックアップレンズを清掃できるほか、オーディオチェックソフトが入っており、右・左スピーカーの接続確認、正相・逆相の接続確認、再生可能周波数確認、あと、水の音・森の音・花火の音・オルゴールの音・フル・オーケストラの音などが入っており、セッティング直後にかけて、接続・音チェックするのに重宝する。わたしはこのチェックソフトの方をPCにリッピングして使っている。

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今回も接続を完了したので、まず、このCDレンズクリーナーをかけてみる。左右、正相・逆相の音で接続に間違いが無いことが確認できた。いよいよ、オーディオシステムの再生限界チェック。最初に1kHzの再生がなされ、順々に再生周波数が上がっていく。私の場合は、1.5kHzのあたりから怪しくなってくる。これは、オーディオシステムの方はチャンと鳴らしてくれているのだが、私の耳が高音が聞こえなくなっているのだ。原因は加齢である-泣-。(ちなみに、今二十歳の息子は、1.8~1.9kHzまで聞くことが出来る。昔はじめてこのCDでチェックを行った際に、思いのほか高音が聞こえなかったので「うちのシステムも大したことないな」と思い込んでいたが、待てよ、自分の耳の限界かも、と、考え直し、息子に聞かせたら彼にはちゃんと聞こえていた、という事があった。「うちのシステム」さん、ごめんなさい。)