大河内 敦の裏blog

広告会社に勤める一級建築士のPC自作日記

真空管アンプ製作 ~             開始直前にハンダ付け練習-1 

本を散々購入し、読み、道具もそろえたが、アンプ製作では避けて通れないハンダ付けにとりかかれず、日々が過ぎてしまった。

改めて言うまでも無くハンダというのはその鉛の毒性が問題になっており、ハンダ屑の廃棄方法はもちろん気をつけないといけないばかりか、ハンダ付けの際に出る気化金属を吸い込むのも良くない。ハンダ付けの際は換気に気をつけよ、とは、どの本にも書かれてていた。こんな風に注意せよと言われてしまうと、意識せざるを得ない。 ~ 出来れば外でやりたいぐらいのモノだが、一方、外は精密作業をするには問題があり、部屋の中で窓を開けっぱなしにして作業をするのはそもそも寒い。モンモンと時が過ぎた。

そうこうするうちに寒気が緩み始め、仕事で休日出勤が続きその代休消化のためゴールデンウィークはまとまった休みが取れた。一年で一番気候がいいこの時期、窓を開けっぱなしにしても寒いわけではなく、虫もあまり入ってこない。~こんな「ハンダ付け向きの季節」は無いだろう。机の上のPCモニターやらミニステレオやらを一旦片付けて、扇風機で換気しながら作業を開始した。

で、最後の道具の紹介である。リード線や部品の簡易折り曲げ器「サンハヤト リードベンダー RB-5」。

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値段は700円足らずだが、主に抵抗線なんかを基板の穴の幅に合わせてワンタッチで折り曲げられ、ハンダ付け前のパーツの仮取り付けにも便利な加工も可能、複数の抵抗線の高さをそろえて基板に取り付ける際に活躍してくれる。いい買い物をした。

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ちょっとしたモノだが作業効率があがり、仕上がりもキレイになるというわけだ。

机の上にマットを敷き、精密作業用のヘッドルーペを付け、気化金属を吸い込まないようにマスクをして、まずはハンダ付けの練習を始めた。

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