大河内 敦の裏blog

広告会社に勤める一級建築士のPC自作日記

真空管アンプ製作<TRK-1編>~          あっさりと解決。

ゴールデンウィークということで、翌日に中学の同級生が二人遊びに来た。1人は小学校も同じでもう半世紀の付き合いとなる。二人とも音楽好きなので、MUTECのシステムをムリヤリ聴かせて散々自慢してあげた。家族以外に聴かせるのは初めてだったのだが、自分が期待していたほどビックリもしてくれなかった。~ まぁ、私の場合こういう事は多い。密室のなか一人で一喜一憂しながら組み上げたシステム、本人はコーフンしているのだが。人となかなか共有できない一人の世界が出来上がっていることを、今更ながら考えさせられた。

その日の夜は街に繰り出し、うまいものを食べ、終電を気にせずカラオケで散々歌い倒しホテルに泊まって、翌朝はピーカン晴れ、行楽の家族連れで満員の電車に揺られて帰宅してから、部屋の窓を全開にしてまたTRK-1のチェックを始めた。
今回は左チャネルからは正常に音が出ているわけなので、真空管ソケット回りの端子やジャンパー線にかかる電圧を、右と左で大きな違いがないか比較していくカンジでチェックを進めればよい。 ~ そうしていると、コンデンサまわりが右と左でバランスが良くない。よくよく見ると左のリード線にハンダ付けが甘い場所が見つかる。

f:id:ats-forldn2012:20180506225839j:plain

ハンダ付けが甘いだけで端子とコンデンサのリード線はつながっているので、これが原因とは断定できなかったが、とりあえずしっかりハンダを付けなおしてみると、あっさり音が出た。    ~ すばらしい。
これでひとまず、このゴールデンウィークの最大目標だった真空管アンプの完成が達成できた。