大河内 敦の裏blog

広告会社に勤める一級建築士のPC自作日記

MUTEC REF10導入。

退職金を少しだけ使って、10MHzの外部クロックジェネレーターを購入した。約40万円。実際のところ、こういった機器が無くても現状でも結構いい音で音楽を聴くことは可能なのだが、定年ということで少し贅沢することをカミさんにも報告し、購入した。こういう機会でもないと購入することは無いだろう。 ~ 実質的に、これで私が当初考えていたクロック導入によるPCオーディオセットの最終の形が、最高の形で完成したことになる。

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接続して初再生した第一印象 ~ クロック周波数が細かくなることで、音がますますクリアでビビッドになると思っていたが、印象としては、今まで聴こえてなかった音、特に残響の再生が緻密で丁寧になった分、むしろふくよかになった様な印象を持った。再生信号が緻密化すると、音はデッジットなクリアさというよりは、アナログ的・生音的な空間再現に向かうのかもしれない。

それよりも、情報量が増えると個々のソフトの録音の良し悪しの方が音への影響が大きいことに気が付く。再生が緻密になると、おおもとのソフトのアラも目立ち始める。

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