使っているケーブルを再整理。
ウーファーセッティングの墨だしをするため、部屋のものを一旦廊下に出した話はすでに書いたが、その際にオーディオセットも一度バラす必要があり、おびただしいケーブルを一度抜くことになった。せっかくなので、これを機に自分が使っているケーブルを俯瞰してみることにした。
■ 電源関連
【電源ケーブル】
メインで使っているのはAETのケーブルで、黒いEVO1302Sと青いEVO1302Fの二種類がある。黒い方は、力強くハイスピード、青い方は分厚く、温度感溢れるサウンド傾向があるようだ。わたしは、mutec-OPPOには黒のケーブルを、TRIODEの真空管アンプには青いケーブルを使っている。
あとPCとマランツの機器には、audioquest社のNRG-X3。理由はマランツ社推奨ケーブルだからだ。マランツ社の研究室での開発用標準ケーブルとして使用されているという話を聞いたが、真偽のほどは??? もちろん、音に不満は無い。
【電源タップ】
メインの電源タップはオヤイデ。アース付き3p仕様。このタップはケーブルがしなやかで、取り扱いしやすく、心地いい。
その他、中間のタップには特にオーディオ向けというわけでもなく、アマゾンで見つくろったサンワサプライのものを使用しているが、工場や医療現場でも使われているものらしく、しっかりしていて安心感がある。コードに折クセが付かないのも気に入っている。これももちろんアース付き3p仕様。
【アース線】
部屋にアースコンセントを増設してからは、コンセントはすべて3p仕様で徹底している。と同時にアナログレコードプレーヤーはもちろん、スピーカーやアンプのベースボードなどからも徹底してアースを取るようにしている。理由はせっかくアースコンセントを増設したのに、使わないともったいないから。アースを徹底してから、音に透明感が増したように思う。
■ PC-DAC間
【USBケーブル】
USBケーブルもオヤイデ製のお世話になっている。こちらのオーディオ用USBでPCとmutecのクロックとを結んでいる。商品ラインナップの中では高級ケーブルになる。線が硬い。
こちらも、オヤイデのオーディオ用USBケーブル。PCとTRIODEの真空管システムとを結んでいる。だいだい、中くらいのお値段。
あと、PCとモニターを結んでいるUSBケーブル(映像信号ケーブル以外に、タッチモニターやカラーマネジメントの調整のためUSB接続が必要なのだ。)。こちらもオヤイデのオーディオ用ケーブル。別にオーディオ用である必要は無いのだが、最初に買ったもので、その後のUSBケーブルのバージョンアップに伴い、余ったのでモニター用に使っている。商品ラインナップの中では一番の普及版。とは言ってもオーディオ用なのでそんなに安いわけでは無い。こちらは線が柔らかくて、取り扱いはしやすい。色が鮮やかなつや消し黄緑色で、オーディオ機器に珍しく軽やかでオシャレなデザイン。
なおオヤイデのUSBケーブルはすべて、曲げたときの伝送ロスを最小限にするためフラットな形状になっている。
【RCAケーブル】
お世話になっているお店のオリジナル製品・純銀製のケーブル。クロック導入後に出来るだけ音声信号を忠実に伝送すべく購入した。高価なため0.45mの短いのもの。撚線ではなく、単線なので指ではじくとキーンと音が響く。折らない様に取り扱いに注意が必要。
こちらも、同じオリジナル製品。スタンダードなケーブルだがレベルは高い。DACでアナログ変換された信号をTRIODEの真空管アンプに送り込むのに使っている。
あとTRIODEの真空管アンプは、プリアンプとメインアンプに分けているが、その間はやはりTRIODEの純正ケーブルにしている。このケーブル、挿しこみが硬く、しっかり接続されているのはいいのだが、抜き差しの際に端子を痛めそうで気を遣う。
■ スピーカーケーブル
B&W805はバイ・ワイヤリングなので、四芯のケーブルを使っている。結構太くて重い。
こちらは、タンノイ オートグラフ・ミニ用。通常の二芯。こちらも、結構太くてしっかりしている。
■ アナログレコードプレーヤー
お世話になってるお店のノッポの店員さんから、お買い得なフォノ・ケーブルの中古があるとの推薦を受けて買った「オルトフォン様」のアナログレコードプレーヤー用ケーブル。RCAケーブルに加えちゃんとアース線もついている。うちのシステムにはもったいない様なケーブルだが、通常の半額ぐらいの値段でしかも新品の様な美品が手に入った。
■ クロック関連
クロック信号伝送のためのデジタルBNCケーブル。これも純銀製。
■ PC-ディスプレイ間
二台のモニターへの映像信号の送出には、NADIAのビデオボード経由でDisplayPortを使用している。あとは制御用に上で書いたオヤイデのUSBケーブルを併用。