大河内 敦の裏blog

広告会社に勤める一級建築士のPC自作日記

真空管アンプ製作 ~             電源ケーブルを変える。

せっかくアース線を完備できたので、電源タップも三極のものに変えることにした。~ とにかくしっかりしたものにしたいと、選んだのはオヤイデのマルチパワータップ  OCB-1EXS。

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かつて私に、クロックチューンについて教えてくれた名古屋のチューンナップショップのご主人が、CDに入っている情報を余すことなくそのまま全てを空気中に解き放つことの意義を力説してらしたことを、ことあるごとに思い出し (→http://likeamiracle.hatenablog.com/entry/2017/07/30/000000)  とにかく機器の中を通る電気エネルギーや電気信号が、抵抗なくノビノビとケーブル内を走り抜けられる環境を作りたいと思っている。だから、コードは太く、ラインジャックやコンセントはしっかりと固定できるものにしたい。

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このオヤイデのマルチパワータップ、ごつい見かけ通り本体は重量級だが、それに反してコードはしなやかで扱いやすい。使わないときに丸めて置いておくとき、使うときに伸ばすとき、いずれも心地よくさばける。 ~ 力持ちだが気は優しい桃太郎さんの様な電源タップだ。本当に力のあるものはしなやかだ。人間にも言えることか・・・とか、余計なことを考えながらアンプの電源を入れる。

音に透明感が増したように感じた。初めてハイレゾやクロックチューンをした音を聴いたときも感じたことだが、どうも、音はその純度が増すほど存在感がクリアになり、大きな音で聴いてもどこか静かな印象が強くなっていくような気がする。うまく言えないのだけれども。

システムレベルのチューンナップはその効果が飛躍的だが、このあとは、アクセサリーによるチューンナップの世界、小さな変化を注意深く見届けながら、少しづつ前に進むようにしよう。