音楽再生ソフト再考(2) Media MonkeyとMusic Center for PC
NetAudio誌のバックナンバー、「ソフトウェアを遊びつくせ!」特集を引っ張り出して、PCオーディオ再生ソフトを調べる。
紹介されている中でMedia Monkeyを選び、体験版をインストールしてみた。 ~ このソフト、タグ編集の機能に評価が高い。
画面デザインは私好みだが、曲が乗り替わるときに頼んでも無いクロスフェードが入り曲のあいだの時間が勝手に詰まったりと、割とおせっかいな印象。(これらのコマンドは、当然、設定で取り消すことが出来るのだが。)
なんか、カジュアルに音楽をかけっぱなしにするとかにはいいのだろうが、アーチストの作品であるアルバムの曲間が勝手に詰まったりなんて言うのは、ピュア・オーディオなコンセプトには反すると思う。 ~ トータルなアルバム・コンセプトをしっかり聴くというよりは、ベスト盤を聴くようなカジュアルなプレイヤーを目指しているソフトみたいに感じた。私が望んでいるものとは違う印象。
一方、前回インストールした、SONYのMedia Go後継の、 Music Center for PC。
画面上部にリッピングされたアルバム・ラインナップが流れていく。自分がラリイブラリーをおさらいして、その時々の気分に合ったものをを選ぶにはいい機能だ。しかし、このソフト、リッピングしたアルバムの曲順が勝手に変わってしまうという事態に見舞われた。
残念ながら、勝手に曲間がつまったり曲順が入れ替わるというのは、制作者へのリスペクトが足りないカンジがする。~ 私の中ではありえない。結局、この二つのソフトは候補から外すことにした。