大河内 敦の裏blog

広告会社に勤める一級建築士のPC自作日記

ようやく、記念のハイレゾ音源をダウンロード。

ダウンローダーも無事インストール出来たところで、ハイレゾ音源配信サイト eーonkyo で二つのハイレゾ音源を購入した。

■  Gavriel Lipkind,
  バッハ  Complete Suites for Cello Solo

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実は、私の初めてのハイレゾ体験は、このGavriel Lipkindのチェロのソロ演奏だった。ヘッドホンでの試聴だったが、残響の再現が緻密で空間に音が帯状に流れ拡がって行く様な感覚に襲われ、ものすごく興奮した。この体験がなければ、自作PCにここまでのハイレゾ環境を作ってなかったかもしれない。

■ YES,
  The Steven Wilson Remixes 

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YESは、もともと中高生時代に良く聴いていた。 ~ バカテクのプログレバンドとして独特の存在感を放っていた彼らの正確無比でスリリングな演奏は、機械仕掛けの様なクールな音が印象的だった。しかし、最近発売されたこのハイレゾ・リマスターでは、当時は感じることが出来なかった演奏の生々しさをリアルに感じることが出来る音になっていた。中高生時代に感じていたクールさとは真逆の、ホットな生々しさ。もちろん、これはハイレゾ音源の信号の稠密さからくる音空間再現力によるもの。昔聴きなれた彼らの全盛期の代表アルバム5タイトルが、リミックス・リマスタリングで新しい生命を吹き込まて、まるっきり違うレベルのリアルな表情で再生されるのは、新鮮な快感。

それぞれ、36曲と26曲収録のアルバム。Lipkindは非圧縮のWAVファイルで、一方、大作が多いYESの場合はflacだが一曲が20分以上になるものもあり、いずれにしてもデータ量は大きい。 ~ 合計10Gぐらいか。一括ダウンロードを始めて、一時間以上かかって無事終了した。

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iPadでリモートコントロールしながら聴いてみる。音がリアルで生々しい。Lipkindの息の音が聞こえ、YESの ROUND ABOUT の出だしのギターの音は水晶の様な透明感だ。リアルで稠密な音、いつまでも聴いていたくなる。 ~ 最近、会社にいても、ふとした瞬間、早くうちに帰ってステレオの前に座りたくなる。こんな感覚は久しぶりである。