年の初めの、レコード洗浄。
せっかくオーディオシステムをリニューアルしたので、小学校時代から今まで購入したアナログレコード約300枚をチャンとした状態で聴き直してみるすることを思いつく。多分、今まで聴き取れてなかった音まで聴き取れるハズだ。で、今回さらに行ったのがレコード洗浄とMCカートリッジの導入。昨年末からゆるゆる準備を進めていたが、部屋をオーディオ用に模様替えをし終わったこのタイミングでトライしてみることにした。
レコード洗浄は、以前にアナログファンの先輩から教えてもらった濡れガーゼでの拭き取り掃除というのを時々やっていた(これだけでも、かなりのノイズ解消が可能)だ。が、今回導入したのは、前から気になってた超音波洗浄機である。細かい溝の奥に溜まったチリ・ホコリを振動で何処まで剥がし取ってくれるか。
先ず、今年最初に聴きたいレコードを選ぶ。個人的にも思い出深い沢田研二の" TOKIO"にした。
水洗い時にレーベルを守る"レーベルカバー"を取り付ける。
洗浄機に水を貯めてヒーターを入れる。取説の推奨温度は40℃~だが、アナログレコード=ビニールであるから25℃に設定。また、1時間以上の連続運転はNGらしい。容器的にはレコードが半分弱しか水没してくれないので、90°づつ回転させながらそれぞれ10分づつ、計40分の洗浄を試みる。結構大きく"ビ~ン"というノイズが発生(超音波なんだから当たり前か)。しばらくするとレコード表面にアワが発生してくる。それにあわせて水中に細かいチリがプカプカ漂い始めた。もっと出るかと思っていたが、考えてみたらこのチリ一つ一つがノイズを発生させるわけで、びっくりするほど出るようならそもそも鑑賞の用に耐えられない。逆に戦前のモノラル版で、カビが生えてるみたいなのを洗うとすごい変化をするかもしれない・・・持ってないけど。
洗浄を終わって、いつも通り濡れガーゼで拭き取り、部屋で干す。さて、音はどうなるかな???