大河内 敦の裏blog

広告会社に勤める一級建築士のPC自作日記

警告:必ず設地接続を行ってください。その3   ~コンセントの極性を揃える。

検電器でのチェックの結果をメールで電気屋さんに送り、修理に来てもらうことに。
家じゅうの全コンセントの極性が逆なら引き込み時点で接続ミスの可能性が高いが、極性が正しいものもあるので、分電盤内の接続の問題だろうという見立てで分電盤を開けてもらう。

f:id:ats-forldn2012:20180825192847j:plain

果たして、横に列に並んだブレーカーの下段は正しい接続なのだが、上段がすべて逆に接続されていた。結果、20分もかからずにコンセントの極性を正しく整える修理は完了。

お礼を言って電気屋さんを見送ってから早速オーディオセットを鳴らしてみると、素直で透明感のある音になったような気がした。気のせいかな? でも、真空管アンプなんかはアース付きジャックなので、壁コンに挿す時におのずと右ホット、左コールドで接地ありという前提で回路設計がなされていると思うから、あながち気のせいでもないかもしれない。最近、こういった電源や信号のコード回りや、インシュレーターによる設置調整、スピーカーの向きなどを整えているが、几帳面にやればやるほど音が答えてくれているような気がする。

警告:必ず設地接続を行ってください。その2   ~コンセントの極性が逆。

アースコンセントを増設してもらった後テスターでチェックを行ったところ、コンセントの極性が逆になってるように思い、(→警告:必ず設地接続を行ってください。その1 - 大河内 敦の裏blog)電気屋さんに記録写真ともども連絡をとると、やはり逆らしい。でも、念のため検電器で再度チェック。

f:id:ats-forldn2012:20180803075745j:plain f:id:ats-forldn2012:20180803075804j:plain

本来コールド側であるべき左の口に検電器を入れるとランプが赤く点滅しブザーが鳴った。逆に右の口では無反応。やはり極性が逆になっているようだ。

日本の家電の多くはそもそも交流電源で、プラグを表・裏の区別なく左右どっち向きに挿しても何の問題も無い。が、この真空管アンプなんかは、アースとつながっているコールドジャックと、つながってないホット側のジャックを区別して回路設計していると思うので、ここはチャンとしないと、あまりよろしく無いように思われる。

多分、分電盤内のブレーカーとの接続のところで逆になってるのだと思うが、問題は子ブレーカーかメインブレーカーかだ。同じくアースコンセントがある一階洗面所で同様の計測をすると、ここも逆。さらにアースがあるキッチンで計測すると今度はコールド側の電圧が低く、正しく接続されていることが分かった。どうも、個別の子ブレーカーごとの接続に問題があるようだ。是正工事を電気屋さんに依頼した。 ~ 音がまた変わるかな?少し楽しみ。

銀製のRCAケーブル。

MARANTZのネットワークオーディオプレイヤーとアンプがそろったら、せっかくなのでRCAケーブルもいいものに変えてあげたいと思っていた。そこで私が選んだのは、「純銀製」。高価なので、長さ45cmの最短のものを注文した。

f:id:ats-forldn2012:20180819193357j:plain

撚り線でなく単線なので、指ではじくとキーンと音がする。これは、伝送効率が良さそう。音声信号もノビノビと流れてくれそうである。
ちなみに、ノンシールド仕様で、ホット・コールドの線が並行している。(写真右をご参照。左が通常のシールド型のRCAケーブル。)

f:id:ats-forldn2012:20180819193410j:plain

音の方はというと、また一段と透明感を増して聴きとれる音も増えた。今回のネットワークオーディオプレイヤーの音のまろやかさとあいまっていい感じ。(試しにこのケーブルをOPPOのSoniaDACとも繋いでみたが、音はクリアはクリアなのだが少しデッドに感じた。)

MARANTZのネットワークオーディオプレイヤー

お盆休み直前の金曜日、幸い午前中で仕事を終えられたので、銀行でお金をおろし、MARANTZのネットワークオーディオプレイヤーを買いに行った。売れ残っているのは前日の晩にお店を訪ねて確認していた。しかし、よく2か月も売れ残ってくれてたね。 ~ 店頭展示品なので、店員さんと一緒に傷の具合や付属品などを確認、元箱が保存されてなかったので、エアパッキンでぐるぐる巻きにしてもらって持ち帰った。

早速、家でセッティング。今あるアンプに積み上げるとなかなかの存在感である。しかし、MARANTZのこのシリーズのデザインは極めて私好みである。シンメトリなボディ、シックなシャンパンゴールドに極小化されたスイッチ類がプレミアム感を醸し出す。ブルーの間接照明もキイている。

f:id:ats-forldn2012:20180819191118j:plain f:id:ats-forldn2012:20180819191125j:plain

音のほうは極めてまろやかで、今使っているOPPOのSonicaDAC の音がとがって聴こえるほど。音声信号のデジタル-アナログ変換というのは標準化・コモディティ化されたパーツの集積によって行われると思うのだが、DACの機器でこんなに音が違うのかと思うほど。DACが二台になったので、①MARANTZのネットワークオーディオプレイヤーを、MARANTZのアンプ-B&Wのスピーカーのセットに、②OPPOのSonicaDACを、TRIODEの真空管アンプTANNOYのスピーカーのセットに、それぞれあてがうことで、RCAケーブルの抜き差しは無くなった。言うまでもなく、XLR-RCAケーブルとも永遠におさらばだ。

XLR-RCA変換ケーブルを使うのを止めて。-その3-

そうこうしていると、お盆休みが近づいてきた。まとまった時間を活用してやりたいことを考える。

・PCオーディオ・ソフトを見直す。特に、評判のいいJPLAYを試してみたい。
・1/3に値下げになったMARANTZのネットワークオーディオプレイヤーがお盆まで売れ残ってたら、思い切って購入してしまおう。
・そうすると、DACが2台になる。同軸・光・あと腐るほどあるUSBジャックで直接PCからつなげば、
 XLR-RCAケーブルなど使わずとも、両方RCAケーブルでアンプにつなげる。
・MARANTZのネットワークオーディオプレイヤーとアンプをつなぐケーブルは、いいものにしよう。

・以上のシステムアップを行った上で、新しい環境でJPLAYで音を出す。

ここまでを今回のお休みの課題にしよう。

あと、さんざん悩まされたブルースクリーン問題が解決してからちょうど1年になるので、ここらで一度クリーンインストールしようかな。

XLR-RCA変換ケーブルを使うのを止めて。-その2-

ある日、会社の帰りに家電量販店のオーディオ売り場をからかっていると、一年ほど前に30万オーバ―だったマランツのネットワークプレイヤーがほぼ1/3に値下げされて売られていた。

f:id:ats-forldn2012:20180803075247j:plain

但し展示品処理 (参 照 : 一年前の記事 MARANTZさん、 ネットワークオーディオプレーヤーって?? - 大河内 敦の裏blog)。


私が購入したOPPOの様なコストパフォーマンスの高いDACが発売されると、高級機種も相対的な価値が下がるんだろうな。確かにその後に発売されたマランツのネットワークオーディオプレイヤーは定価でほぼこの値段だ。ただし、この機械のいいところはノイズ対策とクロック内臓であることだ。使われている部品も贅沢。もちろん、今うちにあるアンプとのデザイン的な収まりもGOOD。

う~ん、お値打ち! 欲しい! 欲しいのだが、今はお金が無いので、8月のお盆くらいまで待ってまだ売れ残ってたら考えよう(ちなみにこの時点で6月。二カ月以上売れ残ってるかな)。

XLR-RCA変換ケーブルを使うのを止めて。

というわけで、XLR-RCAケーブルを止めて次にとった手は、何のことは無いRCAのジョイントプラグだった。

f:id:ats-forldn2012:20180803073955j:plain

OPPOのDACRCA出力ジャックにケーブルをつないで置き(これは固定。) 同じく、MARANTZとトライオードのRCA入力ジャックにもそれぞれケーブルをつないで置き(こっちもも固定) このジョイントプラグで、つど、ケーブルをつなぐことにした。

f:id:ats-forldn2012:20180803074117j:plain

これは、ノッポの店員さんのアドバイスである。相変わらずちょっとめんどくさくはあるが、これで固ったいTRIODEのジャックの抜き差しからは解放された。音もXLR-RCA変換ケーブルの時から、もとのまろやかな音に戻った様に感じた。